クボタスピアーズ船橋・東京ベイより、ジュニアカテゴリーにおけるパートナーシップ協定締結について発表がありましたのでご紹介します。
●
クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、ジュニア(中学生)カテゴリーにおける地域一体型育成組織の構築を目的として、ホストエリア(千葉県)で活動する市川ラグビー少年団りとるキング、千葉市ラグビースクール、成田チャオズラグビーフットボールクラブの3チームとパートナーシップ協定を締結しました。
1月25日に行われたパートナーシップ協定締結式では、各団体の代表者が出席し、協定書への署名と本協定締結にあたってのコメントが述べられました。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、今後も地域のラグビースクールと連携してラグビーの普及に努め、ホストエリアから未来のリーグワンプレイヤーが輩出されるような育成活動にも力を入れていきます。
【パートナーシップ協定の目的と主な実施内容】
目的:
- ジュニアカテゴリーの育成環境の改善と充実
- 地域スクールとスピアーズ、それぞれの強みを活かして、選手レベルやニーズ、時代に合った育成組織を構築する。
- 選手たちの“安心安全”なラグビー環境の整備することで、長くラグビーをプレーをする環境の創出を実現する
内容:
- トッププレイヤーを目指す選手たちを対象としたトップチームと連動した指導体制
- スピアーズジュニアの活動(エリート育成をスピアーズが担当)
- ホストエリアスクールコーチを対象とした指導者育成および養成
- 試合やイベント、練習会の実施によるスクール同士の交流の機会創出
【地域一体型の育成組織イメージ】
ホストエリアスクールとスピアーズのリソースを最大限に活かし、ホストエリアスクールは普及~育成を担当し、スピアーズジュニアは育成~エリート育成を担当。
スピアーズジュニアはホストエリアスクールに所属選手から構成される。ホストエリアのスクールの子供たちの目指す存在となることで、ホストエリア全体で競技力の向上、競技者育成、を目指します。そして、ホストエリアスクールと連携を図ることで、スクール同士の交流機会を創出し、ラグビーの仲間づくりやラグビーに対する意欲と愛着を形成させ長くラグビーをプレーする環境を整えます。
また、指導者レベルの向上(=子供たちの環境改善と充実)を目的に指導者育成・養成にも着手します。
エデュケーター(コーチ資格研修の講師)資格保有コーチにより、コーチを志す方に対してJRFU公認コーチ資格取得に向けたコーチングに関する支援を行います。
【パートナーシップ協定式】
日時: | 2025年1月25日(土)10時~11時 |
場所: | クボタスピアーズ船橋・東京ベイクラブハウス |
出席者: | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 前川泰慶 ゼネラルマネージャー 栗原 喬 アシスタントGM 市川ラグビー少年団りとるキング 大口哲弘 幹事長 千葉市ラグビースクール 杉山好男 代表 成田チャオズラグビーフットボールクラブ 藤崎伸幸 事務局長 |
【クボタスピアーズ船橋・東京ベイのこれまでの育成活動について】
ラグビーの競技人口の増加と競技力向上を図るためには、本格的にラグビーへ移行する中学3年間に体系的な育成を図る必要があると感じたスピアーズは、2014年からU-15育成プログラムを運営してきました。
平日にラグビーができる機会を創出することを目的に行われた練習会では、多くの生徒が集まり、チームの垣根なく一緒にボールを追いかける環境を作ることができました。現在もこの活動は「クボタスピアーズアカデミー」と名前を変えて江戸川区・船橋市・成田市で行っています。
しかし、ラグビーを行う環境面の向上や、大会スケジュールという新しい課題が見つかり、そうした課題を解決するために、2021年10月にクボタスピアーズジュニアカップを開催。またその後、ホストエリアチームから選抜されメンバーで結成された「クボタスピアーズジュニア」を結成することで、ホストエリア内でのジュニア世代の育成環境の向上に努めてきました。
<参考記事>
・クボタスピアーズアカデミーについて
https://www.kubota-spears.com/academy/
・2021年10月18日 クボタスピアーズジュニアカップ大会報告
https://www.kubota-spears.com/social-contribution/2021/10/18/140000.html
・2021年12月13日 ホストエリア内でのU15代表チーム“クボタスピアーズジュニア”を結成
https://league-one.jp/news/714