NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26シーズン開幕前特集
ディビジョン2
日野レッドドルフィンズ
昨季は5位(5勝1分8敗)でディビジョン2残留を果たした日野レッドドルフィンズ(以下、日野RD)。今季はチームスローガンを一新し、『TAP』~TEAM FIRST・ACTION・PRIDE~を掲げる。チームを率いて3季目となる苑田右二ヘッドコーチは「日野RDの歴史や文化に新たな変化を加えながら、リーグワンの中で一番結束が強いチームとして、エキサイティングなラグビーで今シーズンに挑みます」とより高みを目指すことを宣言した。
昨季14試合中13試合に出場したタフガイのジョシュ・フェナー、キッカーを務める『スーパーブーツ』のサイモン・ヒッキーが残留し、東京サントリーサンゴリアスからトニー・アロフィポが加入したのもプラス材料。また、フロントローは高いレベルで競い合う状況となっており、自慢のスクラムはより磨き上げられた。スクラムハーフの畑田康太朗、篭島優輝が経験を積んだことでコンビネーションもより熟成され、“どこからでも攻撃が連続して飛び出すエキサイティングラグビー”は健在。強敵ぞろいのD2で旋風を巻き起こす。
注目選手紹介
FL 中鹿 駿

“エキサイティングラグビー”は任せろ。強靭な体躯を鍛え上げてパワー、スピードともに昨季の水準からグレードアップを果たした。どんな相手にもひるまずに突破するプレーは見る者の魂を揺さぶる。リーダーとしての経験も積み、今季はチーム全体をけん引する存在だ。
HO 谷口 永遠

日野RDの代名詞である“トラックのごとき強力スクラム”を体現する。攻守にわたり豊富な運動量でグラウンドを走り回り、常に献身的なプレーでチームを土台から支えるFW第1列の頼もしき存在。太陽のような明るいキャラクターも魅力だ。谷口が吠えれば一気にチームが波に乗る。
(関谷智紀)



























