2026.02.26[日野RD]リーグワンは憧れの舞台。けがを乗り越え、強みの接点で発揮する真骨頂

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン2 第7節
2026年2月28日(土)13:00 AGFフィールド (東京都)
日野レッドドルフィンズ vs レッドハリケーンズ大阪

日野レッドドルフィンズ(D2)

待望の復帰戦を迎える、日野レッドドルフィンズのワイナンド・グラスマン選手

今季の開幕戦となる九州電力キューデンヴォルテクス戦以来、6試合ぶりにワイナンド・グラスマンがグラウンドに戻ってくる。

「ここに来るまでけっこう山あり谷ありの道のりでした。やっと復帰できて心から良かったと思っていますし、試合が楽しみでなりません」

開幕戦でグラスマンは素晴らしいパフォーマンスを披露していた。ところが、後半開始直後に不運なアクシデントが彼を襲う。ラックでのプレーで右足首を痛めて無念の途中交替。責任感の強さからか、グラスマンはジェットコースターのような感情の浮き沈みに、そのあと度々襲われたという。

「けがした直後はリハビリもできず、何か罪悪感のような感情にもなりました。僕がチームの足を引っ張っているような気持ちで……。チームのみんなが『常にグラウンドでベストを尽くす』気持ちで努力を重ねているのは十分伝わってきていました。でも、そこに自分がプレーで貢献できず複雑な思いでした」

できるだけ早く復帰を果たし、チームに貢献する、という気持ちが大きな目標となった。

「『とにかくベストの状態で戻ろう』と誓いました。ベストの状態でしっかり準備しておかないと、チームから必要されているときに役に立たない。その気持ちがやはりリハビリでも練習でも挑み続ける原動力となりました」

昨季はトップイーストのTokyo gas Blue Flames(東京ガスブルーフレイムス)でプレーしたグラスマン。生まれ故郷の南アフリカを離れてロシアで2年半、アメリカで2年の経験を経て日本にやってきた。

「南アフリカにいるときからラグビー選手ならやはり日本にはぜひ行ってみたいと思っていました。なので、日本行きの話があった瞬間、『これはチャンスだ』と即答しました」

東京ガスでの活躍がさらなるチャンスを生み、今季は日野レッドドルフィンズへステップアップを果たした。

「私自身にとっても、そこは大きなチャレンジでした。『やはりリーグワンはレベルが高い』と入団直後から思いましたし、試合でのテンポの速さも接点での激しさも格段に上がっています」。グラスマンはリーグワンで戦えることが大きな成長のチャンスであり喜びでもあると語る。

「接点で激しくぶつかり合うことは私の強みでもあるし大好きなプレーなので問題ないです。シーズンもここからが本当の勝負だと思っているので、土曜日の試合では相手を圧倒するパフォーマンスで最後まで走り切り、勝利をつかみたいと思っています」

この男の復帰がシーズンの流れを大きく変える。

(関谷智紀)

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