NTTジャパンラグビー リーグワン 2025-26
ディビジョン2 第1節
2025年12月13日(土)12:00 パロマ瑞穂ラグビー場 (愛知県)
豊田自動織機シャトルズ愛知 vs 花園近鉄ライナーズ
花園近鉄ライナーズ(D2)

ディビジョン1昇格を使命とする花園近鉄ライナーズ(以下、花園L)の戦いが、豊田自動織機シャトルズ(以下、S愛知)戦からスタートする。
今季は『才能はいらない』を意味する『TNT(Takes No Talent)』をスローガンに掲げる花園Lだが、とびっきりの“才能”が新たにチームに加わった。
2023年のラグビーワールドカップで南アフリカ代表の主力として連覇に貢献したスタンドオフのマニー・リボックである。
その期待の大きさは11月11日に行われた新入団会見に表れた。新入団となる8人が会見したあと、あらためてリボックの単独会見を開催。さらに東京から駆け付けたテレビ局が地上波のスポーツ番組向けに独自にインタビューの時間を求めた。彼はディビジョン1を含めても今季のリーグワンで注目の存在だ。
「リーグワンの試合で初めてプレーできることが、本当に楽しみで仕方がないです」。リボックはS愛知戦で背番号10を託されてパロマ瑞穂ラグビー場のピッチに立つ。
その強みとは──。昨季限りで現役を引退し、今季から花園Lでアタックコーチを務める元オーストラリア代表、クウェイド・クーパーに聞いてみた。
開口一番、返ってきた答えは「強みじゃないところは、彼にどこかありますか」という逆質問。そしてクーパーは「自分が現役時代は『マジシャン』や『アーティスト』と言われましたが、彼の場合は『シェフ』だと思ってもらえればいいですよ」と語ってくれた。
184cm、79kgと決して大柄ではないが引き締まった体と抜群のスピードも持つリボックについて、太田春樹監督は「スペースで幅広くアタックできるのが彼の強みですし、あとはキックの部分ですね」と左右両足を使いこなせる司令塔に期待を寄せる。
ただ、リボックが目指すのは『TNT』の精神である。「ハードワークすることには才能はいらないし、シンプルなことをひたすら続けることを努力したいです」(リボック)。
クーパー コーチが「とんでもない能力を持った唯一無二の『シェフ』」と評した世界的スターが12月13日、リーグワンデビューを飾る。花園Lの多彩な“食材”を、どんな料理に仕上げてくれるのか、楽しみだ。
(下薗昌記)



























