NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第5節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年1月17日(土)14:05 秩父宮ラグビー場 (東京都)
浦安D-Rocks vs 東芝ブレイブルーパス東京
浦安D-Rocks(D1)
フィジカルの強さと圧倒的なスピードが代名詞のボールキャリアーが、約1年半ぶりに公式戦の舞台に帰ってくる。秩父宮ラグビー場で行われる2連覇中の王者・東芝ブレイブルーパス東京戦で、サミソニ・トゥアがメンバー入りを果たした。
浦安DRとしてクラブ史上初のディビジョン1昇格を決めた2023-24シーズンの入替戦第2戦にも出場し、その歓喜の瞬間を味わい、シーズン終了後には日本代表にも呼ばれるなど、さらなる飛躍が期待されていた。しかし、7月のリポビタンDチャレンジカップ2024・イタリア代表戦を最後にトゥアは不遇の時間を過ごす。昨季はシーズンをとおして、けがの影響でグラウンドから遠ざかる日々が続き、初のD1を戦うチームの中で、ついに公式戦の出場はかなわず、日本代表のリストからも名前が消えた。
「今までで一番長い離脱でした。『けがだからしょうがない』と思いつつも、悔しかったです。ジャパンのチャンスをもらえていたのにそれもダメになってしまったから、『なんでけがしてしまったんだろう』と思うこともありました」
当時の心境をそう振り返るトゥアであるが、落ち込むことも、あきらめることもなかったという。その裏には家族の存在があった。
「しっかりと治して絶対に戻ると決めてリハビリには取り組んでいました。奥さんがいつも『毎日努力すれば絶対に治るから』と言ってくれていたし、娘の顔を見ると『頑張ろう』と思えたので。娘はパパがラグビー選手ということを分かっていて、それがモチベーションです」
もう腹は決まっている。今週の月曜日にメンバー入りを伝えられてからは「やっとチャンスをもらえたので楽しみ。試合が待てないくらいワクワクしています」と興奮は隠さず、「自分の得意なプレーはアタック。前に出ることが仕事なのでチームを引っ張りたい」と強く意気込む。
「秩父宮はジャパンのとき以来。相手が2連覇しているとか、チャンピオンだとかは関係ないし、自分たちは自分たち、自分は自分だから、もうやるだけ。家族も観に来てくれるだろうから、絶対に勝ちます」
逆境を乗り越えたサミソニ・トゥアが、決意のリスタートを切る。
(須賀大輔)



























