NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第8節(交流戦)
2026年2月14日(土)14:35 KUROKIRI STADIUM (宮崎県)
浦安D-Rocks vs 東京サントリーサンゴリアス
浦安D-Rocks(D1 カンファレンスA)
昨季までは浦安D-Rocks(以下、浦安DR)でともに切磋琢磨していた男との“よもやの再会”が迫っている。今季から東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)に所属する竹内柊平とのマッチアップは楽しみなものになりそうだ。
金廉にとって“TK”こと竹内柊平は常に身近にいるライバルであった。右プロップのポジションを争いながら、お互いを認め合い、刺激を与え合い、成長を促し合ってきた。
「いつもいい影響や刺激を与えてくれていました。僕のほうが年上だけど、TKは日本代表にも入っていて、すごくいろいろな経験をしているし、誰よりも練習をして、誰よりも頑張っている姿を見ていたので、『自分ももっと頑張らなあかんな』と思わせてくれていました。だから、『TKが出ているから悔しい』『自分が出ているから勝った』という感じはなく、決してギスギスするような関係性ではなかったです」
このオフ、竹内は自分の夢を追い掛け、さらなる成長を図るために海外挑戦を決断した。結果的にそれは実現せず、ライバルクラブへ移籍することとなるが、金廉はその挑戦を心から応援していた。
「もちろん、寂しさもありましたし、これからも一緒にやりたかったですけど、自分のキャリアアップのために挑戦するというすごい覚悟をもってチームを離れたので、『とことん行くところまで行ってこいよ』と応援していました」
それでも、人生は分からないもの。それが巡り巡っていま、対戦相手として対峙する状況をしっかりと受け止める。
「正直、相手にするのはイヤな選手です。彼は元気印だし、一つのプレーやスクラムで雰囲気を変えられる選手だから。でも、それ以上にフロントローとしてずっと一緒にスクラムを組んできたぶん、負けたくない気持ちも強いです」
地元・宮崎での古巣戦と、竹内からすれば舞台は整い過ぎており、気合い十分な姿は容易に想像が付くが、金廉はそこに情は挟まない。ラグビー選手同士、勝負に徹する。「TKにとってはこれ以上ない舞台だと思いますけど、僕らのホストゲームなので『宮崎は浦安DRのものだぞ』と示したいですね(笑)。試合が終わればいくらでも話せますけど、試合でしか体は当てられないので、同じ時間にグラウンドに立ったらしっかりと当てていきたいです。TKなら80分間、出てくれるでしょうからね」。
再会を喜び、旧交を温めるのはノーサイドになってから。ライバル相手にこの勝負だけは譲れない。もちろん、浦安DRが勝って、笑顔で東京SGの竹内柊平を迎え入れるつもりである。
(須賀大輔)



























