2026.01.16[RH大阪]日本をリスペクトする心優しきパパ。「ラグビーを生業とできている幸せ」を噛み締めて

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン2 第4節
2026年1月17日(土)14:30 ヤンマースタジアム長居 (大阪府)
レッドハリケーンズ大阪 vs 花園近鉄ライナーズ

レッドハリケーンズ大阪(D2)

金髪にイメチェン、レッドハリケーンズ大阪のヘンリー・タエフ選手

第2節まで黒髪だったヘンリー・タエフが、第3節で金髪になっていた。心境の変化があったのか問うと、グラウンド上での力強くたくましい姿からは想像できなかった答えが返ってきた。

「クリスマス前に、エルフのいたずらで金髪になってしまった」

「エルフ」とは、クリスマスツリーを飾ったころに家にやってきて、子どもたちが良い子にしているのかどうかをサンタクロースに報告する小さな妖精のことだ。プレゼントを持ってきたサンタクロースと一緒に帰るまで、夜中に家の中で少しいたずらしてしまう習慣もある。そのいたずらの一つで、ある晩、金髪にされてしまったというのだ。

ヘンリー・タエフの3人の子どもたちのうち、上の2人は日本の小学校に通う。日本人なら、小学生時代に一度くらいは“サンタさんいるかいないか論争”を経験したことがあるだろう。もしかしたら、タエフ家の子どもたちにもその機会があったのかもしれない。でも、タエフ家にはパパの髪を一晩で金髪にしてしまうような、随分派手ないたずらにもトライする勇敢なエルフが本当に来ていた。エルフがいるということは、タエフ家を訪れるサンタクロースが本物であることを疑う余地はない。「子どもたちは興奮し、喜んでいた」と、タエフは目を細めた。

前節は、ブレイクダウンで相手ボールを5回もターンオーバーさせる獅子奮迅の活躍ぶり。意図せずなってしまった金髪だったが、「良いパフォーマンスも出せたので、もうこの髪のままがいいのかも」と、クールな頭を撫でながら笑っていた。たしかに縁起も良いし、なによりグラウンドに立つ家族思いで優しいタエフを子どもたちが見つけやすいかもしれない。

サモア代表として2019年のラグビーワールドカップで日本を訪れたときに、日本を好きになった。「いつか日本でプレーしたい」と思い、来日前から日本語を少し学んでいたという。いまも家族とともに言語や文化を学び続けていて、お正月には「家族で初詣」を体験し、「漢字は難しいので、ひらがなとカタカナだけだけど」読み書きもできる。ずっと学び続けられるのは、いろいろな国のチームメートと絆を深めて友人になれる喜び、大切な家族といろいろな経験ができる喜びがあるからだ。

「ラグビーを生業とできている幸せ」を噛み締めながら、家族のために、仲間のために、今日もまたグラウンドで持てる力を尽くす。

(前田カオリ)

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