NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第9節(交流戦)
2026年2月21日(土)14:30 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 (兵庫県)
コベルコ神戸スティーラーズ vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
埼玉パナソニックワイルドナイツ(D1 カンファレンスA)
開幕戦以来のメンバー入りを果たした長谷川崚太。フランカーとしてグラウンドに立つ以上、最も問われるのはコンタクトの質、とりわけタックルの確実性だ。「タックル回数が多いポジションだからこそ、精度を上げることが一番大事」。その認識の下、日々の個人練習では細部の技術を突き詰め、試合映像を何度も見返しながら自身のプレーを客観的に見つめ直す作業を続けてきた。
もっとも、すべての課題を一人で見つけられるわけではない。視野の外にある改善点に気付かせてくれる存在として長谷川が名を挙げるのが、布巻峻介だ。「試合ではこうだったから、次はこうしたほうがいい」。状況に即した助言を受けることで、迷いなく修正に取り組めるという。「布巻さんがアドバイスをくださるのは最近始まったことではなく、僕が試合に出られるようになったころからずっとです。だから勝手に“師匠”だと思っています」と笑う。
影響は技術面にとどまらない。精神的な支柱としての存在の大きさも強調する。「布巻さんは常に背中を押してくれる存在です。メンバーに入ったときはもちろん、ミスをしたときほど近くで声を掛けてくれる。プレー面だけでなく、気持ちの部分でも支えられています」と感謝の言葉を続けた。
今年、長谷川は33歳を迎える。チームの中で後進を導く立場だ。「良いものを持っている若い選手はたくさんいます。僕が布巻さんにしていただいたように、その良さを引き出せる存在になりたい」と、受けてきた恩を次世代へ還元することにも挑戦中。ただし「まだ全然布巻さんレベルには及ばないです」と謙虚にほほ笑んだ。
2月21日。ビジターゲームで挑む相手は、勢いに乗るコベルコ神戸スティーラーズ。強力なランナーを擁し、試合開始直後から激しいアタックを仕掛けてくるであろうことは想像に難くない。だからこそ「受けに回るのではなく、最初からドミネートして止めたい」と力を込めた長谷川。「相手を叩きつぶすつもりで挑みます」。フランカー、ロック、時にはウイングも務める超ユーティリティプレイヤー。開幕9連勝を懸けた一戦に、師匠と磨いたタックルで挑む。
(原田友莉子)



























