2026.02.20[横浜E]50キャップで眼光鋭く“トライ宣言”。すべてはラグビーワールドカップで試合に出るために

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第9節(交流戦)
2026年2月22日(日)14:30 秩父宮ラグビー場 (東京都)
東京サントリーサンゴリアス vs 横浜キヤノンイーグルス

横浜キヤノンイーグルス(D1 カンファレンスA)

横浜キヤノンイーグルスのシオネ・ハラシリ選手。再び日本代表のメンバーに選ばれることを目標に掲げている

今季2勝目を目指す横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)は今節、秩父宮ラグビー場で東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)とのビジターゲームを戦う。

今季初の2連勝を狙った前節のリコーブラックラムズ東京戦。試合終了の笛をグラウンド上で聞いたシオネ・ハラシリは「たくさんアタックを仕掛けていく自分たちのラグビーをできなかったことが一番悔しい」と肩を落とした。ただ、フランカーで先発したハラシリにとっては、今季初先発でフル出場。「体はしんどかったけど、1試合80分を経験したぶん、今週は肉体的にもラクになれるはず」と、今節の東京SG戦に向けて気持ちを切り替えた。

東京SG戦を2日後に控えた横浜Eの練習拠点・キヤノンスポーツパークでのこと。昨季限りで現役を引退した嶋田直人育成・普及スタッフをスタンドに見つけると、ハラシリは「シマさん、練習は?」とおどけた。目の前の大先輩は、ハラシリがリーグワンでのファーストキャップを記録した2022年のディビジョン1第12節・クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦で途中出場した際のチームメート。「あのときはありがとうございました」と頭を下げたハラシリは、フランカーの極意を嶋田氏から学び、今節の東京SG戦で節目の通算50キャップを迎える。「50キャップはみんなのおかげ」とハラシリ。東京SG戦はチームメートへの感謝の気持ちを胸に、6番を背負ってグラウンドに立つ。

“メモリアルマッチ”に辿り着くまでの道のりは決して平坦ではなかった。特に昨季はけがで手術も経験し、ラグビーができない苦しい日々も過ごしてきた。

またトンガ出身の26歳は、ラグビーワールドカップ2023フランス大会で日本代表の登録メンバー入りを果たしたものの、試合に出場できず、悔しい気持ちも味わった。27年にオーストラリアで開催されるラグビーワールドカップで再び日本代表のメンバーに選ばれることを目標に掲げるハラシリは「リーグワンで結果を出すことにこだわる」と心に誓っている。

まずは東京SG戦での勝利を目指すハラシリは「今週はマジでトライを取りたい」と“トライ宣言”。「僕の存在意義はトライを取ること」と語る眼光は実に鋭かった。

(郡司聡)

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