2026.03.01NTTリーグワン2025-26 D1 第10節レポート(埼玉WK 66-19 三重H)

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第10節(交流戦)
2026年2月28日(土)14:30 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 (埼玉県)
埼玉パナソニックワイルドナイツ 66-19 三重ホンダヒート

埼玉パナソニックワイルドナイツ

埼玉パナソニックワイルドナイツの金沢篤ヘッドコーチ(左)、坂手淳史キャプテン

埼玉パナソニックワイルドナイツ
金沢篤ヘッドコーチ

「本日の試合は非常に風が強いコンディションでしたが、多くのファンやサポーターの皆さまに来ていただき、大きな後押しを感じました。ラグビー面では、厳しい環境の中でも勇気をもってプレーしていこうとチームで共有して臨みました。ボールを動かす判断やディフェンスで相手にプレッシャーを掛ける姿勢についても、選手たちは真摯にプレーしてくれたという印象です。そうした点も含めて、ワイルドナイツらしいラグビーを表現できた試合だったと感じています」

──今日はアタック面でしっかりスコアを取り切る場面も多く、手ごたえのある試合だったと思います。この1週間はどういうところにフォーカスして準備してきて、それがどういうふうにうまくいったのか教えてください。

「どのチームもディフェンスは強化していて、競争がかなり激しいリーグになってきています。その中でチャンスだと思えばしっかり(ボールを)動かす勇気をもっていこうと。そこで保守的になって、とりあえずボールをキープしようとすると、その次のアタックがあまりうまくいかないので、その部分についてはこの1週間、強調してコーチングしてきたつもりです」

埼玉パナソニックワイルドナイツ
坂手淳史キャプテン

「ヘッドコーチが話したとおり、風が強いという予測があったため、それにアジャストしたプレー選択を事前に準備していました。そうしたことが、焦らずにゲームを進めることができた要因の一つだったと思います。9番、10番を中心にキックでエリアをしっかりコントロールしてくれましたし、ジャック(・コーネルセン)やエセイ(・ハアンガナ)はラインアウトをコントロールしてくれました。そういった点で風をあまりに気にすることなくプレーすることができたと思います。これまでの試合では、80分間をとおして常に良い状態を保ち続けることが課題でしたが、今週は良いプレーのあとにもう一度同じ質のプレーを重ねること、そして悪いプレーのあとにはすぐに良いプレーで立て直すこと。つまり、流れを相手に渡さないことをチームの共通認識として臨みました。そうした部分が、少しずつ試合の中にも表れてきたのではないかと感じています」

──今日は、アタック面でスコアを取り切る場面も多く、手ごたえのある試合だったと思います。この1週間はどういうところにフォーカスして準備してきて、それがどういうふうにうまくいったのか教えてください。

「チームに伝えたのは、金沢ヘッドコーチが話していたとおり、『自分たちは勇気をもって選択していく』ということです。消極的になって守りに入るのではなく、目の前の状況に対して攻めの判断をしていくことを強調してきました。(前節で)敗戦したからといって何かを変えるということはもちろんありません。自分たちのチームに対する自信もあります。ただ、前回の試合ではプレーのディテールが不足していたと感じており、それは前回だけでなく、ここ数試合の中でも課題として表れていた部分でした。そうした点を見直す良い機会になったと思っています。

個々が意識すべきことをチームとして一つの集合体として体現することが重要です。チームとしてつながっていなければ、このプレースタイルは成立しません。そういった点も意識しながら、一つひとつの細かい意識についてコーチ陣から伝えてもらいました。それを選手がどう受け取り、どう選択していくかがすべてです。提示されたものをしっかり受け止めてプレーで表現することができた試合だったと感じています」

三重ホンダヒート

三重ホンダヒートのキアラン・クローリー ヘッドコーチ(左)、フランコ・モスタート ゲームキャプテン

三重ホンダヒート
キアラン・クローリー ヘッドコーチ

「埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉WK)が常にプレーオフトーナメント決勝、あるいはトップ4に残り続けている理由が、まさに今日の試合に表れていたと思います。ゲインラインを終始支配され、スピードに乗ったプレーやエクスキューション(遂行力)の精度の高さを見せつけられました。さらに、今日のような厳しいコンディションの中でも遂行力を落とさなかった点は、実力のとおりだったと感じています。ラグビーのあらゆる面において主導権を握られ、完全にドミネートされた試合でした。

現時点で特に言い訳できるような内容ではなく、われわれとしては今後さらに良くなっていかなければならないと考えています。今日は相手に主導権を握られ続けた試合展開になりました」

──今日は非常に風が強いコンディションでしたが、その中でどのように戦おうと考えていましたか。また、実際に戦ってみていかがでしたか。

「結果を見ても分かるとおり、ゲームプランは適切ではなかったと感じています。ただし、風のコンディションは両チームにとって同じ条件であり、それを言い訳にするつもりはありません。前半は風下でプレーすることを前提としたプランももちろんありました。立ち上がりの7分から10分ほどはうまくいった部分もありましたが、得点にはつなげることができませんでした。その中で先制を許し、自陣で相手に主導権を握られる展開が続きました。

後半は敵陣22mに入った場面での遂行力に苦しみました。プラン自体は用意していましたが、それを実行に移す力が不足していたと感じています。ゲインラインの攻防でも相手に前に出られる場面が多く、フィジカル面、スキル面の両面でドミネートされたシーンが多かった試合だったと思います」

三重ホンダヒート
フランコ・モスタート ゲームキャプテン

「埼玉WKさんはリーグの中でも屈指の手強い相手であることに間違いないと思います。本日の試合では、相手のほうが"怒りを溜めた"と言いますか、"相手の怒りを爆発させる"ようなプレーでわれわれはプレッシャーを掛けられてしまいました。相手のほうがパンチを放つ力が強かったです。われわれはゲームのテンポをうまくマネジメントすることができず、ディフェンスでもミスタックルが続いてしまいました。たとえば、ダミアン・デアレンデのような選手に半身前に出られる状況を作ってしまうと、そこから相手に優位な形でアタックを継続されてしまいます。われわれにとっては今季で最も大きな学びを得た試合だったと感じています」

──「今季一番の学びがあった試合だった」とおっしゃいましたが、具体的にどういうところを一番学んだのでしょうか。

「見ているだけではなかなか伝わらないところもあるかもしれませんが、リーグワンはとてもタフな大会です。今ブロックに関しては東芝ブレイブルーパス東京さんであったり、静岡ブルーレヴズ(以下、静岡BR)さんであったり、とても強い相手と戦う形の連戦が続きました。今週のようなショートウィークに関しては、リカバリーがとても大切な部分になると思っています。

前節に関しては、静岡BRさんがやはりどうしてもランから来ることが多いチームということもあって、私たちは200回以上のタックルをしなくてはいけませんでした。そういったような試合のあとは、次節に向けて体を整えること、養うこと、備えることがとても大切なこととなってきます。特に埼玉WKさんのような常勝チームと対戦するときには、ゲームごとに自分たちが常に良い状態でいられることが大切になると思います。気持ちの面で言いますと、静岡BR戦で勝利したことは一度忘れて、次に焦点を合わせること、フォーカスをするといったところがとても大切になると思います」

試合詳細

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