NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第11節(交流戦)
2026年3月15日(日)14:30 秩父宮ラグビー場 (東京都)
東京サントリーサンゴリアス vs 東芝ブレイブルーパス東京
東芝ブレイブルーパス東京(D1 カンファレンスA)
なんとしても連敗から脱出したい東芝ブレイブルーパス東京。右ウイングには石岡玲英(いしおかれい)選手が先発する東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)は3月15日、秩父宮ラグビー場で東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)と対戦する。
まさかの4連敗を喫した王者は、原点である“接点無双”に立ち戻り、再びスタートを切る。3月11日に行われた練習ではコンタクトの多いメニューが並び、テンポ良く進んだ。
ディフェンスの確認では「もっと隣を信頼していいよ!」と声が飛び、プレーが止まるたびにポジションに関係なく、選手たちが意見を交わし、一体感を高めていた。
東京SG戦にウイングで先発する石岡玲英が、頬に血をにじませながら語る。
「バイウィーク(試合のない週)はチーム内のコネクションを高める1週間になりました。自分たちの強みである、前に前に進んでいくラグビーをするために、コンタクトのスキルを確認しながら良い強度で練習ができたと思います」
御所実業高等学校、法政大学では“センスあふれるスター選手”という印象だった石岡だが、全体練習が終わると藤田貴大アシスタントコーチと地道なタックル練習を繰り返す。
「僕はリーグワンの中では小さくて、ただ当たるだけでは相手を止められません。もちろん、当たるスピードも大事なのですが、コンタクトのスキルで勝っていかないと止め切れないので練習しています。そこで止められれば逆にチャンスが広がっていくと思うので、より向上させたいと思っています」
24歳の石岡は今季8試合に出場し、2トライと存在感を発揮しているが、本人は「課題を見つけて、たくさん成長する時間だと思っています」と謙虚に自身を見つめている。
同じ東京都府中市を本拠地とする東京SGとの“府中ダービー”は、長年のライバルと互いのプライドをぶつけ合う一戦となるが、石岡は相手よりも自分に集中している。
「相手がどこかというよりも、メンバーに選んでもらっていることに意識を向けて、頑張ります。自分の最大限のパフォーマンスを出したいと思います」
BL東京の一員としての責任を胸に刻み、愚直に体を張る。向上心の高い“ファンタジスタ”は地道に一歩ずつ、前に進んでいる。
(安実剛士)



























