NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第11節(交流戦)
2026年3月14日(土)13:00 ホンダヒート・グリーンスタジアム (栃木県)
三重ホンダヒート 26-31 横浜キヤノンイーグルス
三重ホンダヒート
三重ホンダヒートのキアラン・クローリー ヘッドコーチ(左)、フランコ・モスタート ゲームキャプテン三重ホンダヒート
キアラン・クローリー ヘッドコーチ
「まずは横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)の皆さま、勝利おめでとうございます。勝利への執念を見せつけられましたし、相手のガッツが上回っていました。前半35分までの間に9回ものペナルティを犯してしまい、プレッシャーを掛けられず、モメンタムを作れなかったことがわれわれの敗因です。ブレイクダウンでも、相手にどうしてもスローボールにされてしまう場面が多くありました。後半においても、われわれのボックスキックやキックチェイスがうまく整わず、相手にスコアを許してしまいました。このような形で相手に勝利を渡してしまいましたが、どのようにプレッシャーを掛けていくかという点を、次の試合に向けて学びの糧にしていきたいと思います」
──ペナルティが多くなってしまった理由として、ジャッジに適応できなかった点もあるのでしょうか。
「レフリーは常に試合におけるすべての決定権をもっています。確かに、いくつかのペナルティの判断において疑問に感じるところはありましたが、そこに議論の余地を求める権利はありません。ただ、35分間の間に9回もペナルティを犯してしまうと、モメンタムを積み上げることはできません。前半は最後の7、8分ほどしかモメンタムを作れませんでした。これが規律の問題なのかどうか、その捉え方はさまざまだと思いますが、そこに何かを申し立てるつもりはありません。ただ、われわれのペナルティの数が多かったということです」
三重ホンダヒート
フランコ・モスタート ゲームキャプテン
「ヘッドコーチと同じ意見です。両チームともに勝利に向けて必死に戦っていましたが、われわれのほうが基礎的な部分で至らないところがありました。例えば、クリーンアウトがどうしても遅れてしまったり、プレーが展開されるのを待ってしまうような姿勢を取ったりすることが多かったように思います。それは次節に向けての学びになる点です。ヘッドコーチが言ったとおり、後半に関してはボックスキックの精度が落ちていた時間帯もありました。今後に向けては、われわれの強みやうまくいっている部分に焦点を当てていきたいです。シーズンはまだまだ続いていくので、それを励みにして次につなげていきたいと思います」
──焦点をあてたい「うまくいっていること」とは何でしょうか。
「過去の数節では、うまくいっていた点がたくさんありましたし、ディフェンスでも有効に機能していた部分が見られました。何かが特筆して機能している……というマジックのようなものではなく、主に基本的な部分のことです。それができなければ、試合展開は厳しくなります。今日は自分たちがボールをキープすることができず、横浜Eさんのプレッシャーを受け続けてしまいました。最終的には、それはプレーする選手たちの責任です。ただ、これは修正できないものではありませんので、改善のためのプランを立てていきたいです」
横浜キヤノンイーグルス
横浜キヤノンイーグルスのレオン・マクドナルド ヘッドコーチ(左)、ビリー・ハーモン ゲームキャプテン横浜キヤノンイーグルス
レオン・マクドナルド ヘッドコーチ
「われわれにとってはとても大事な試合でした。なかなか勝てない中で、白星を追い求めていく戦いでした。今週のマインドセットは、自由にのびのびとプレーして、自分たちのベストゲームをして、良いチームである三重ホンダヒート(以下、三重H)さんにプレッシャーを掛けることでした。それは最初の35分はできていました。ゲームをコントロールし、テリトリーも取れましたし、相手に得点を取らせませんでした。ただ、ゲームキャプテンがシンビンを受けた影響で、相手に勢いを与えた状態でハーフタイムに入ることになりました。強い三重Hさんを相手に戦うのであれば、80分をとおして良いプレーをしなければならないことは分かっていました。そのようなファイトを見せることができて良かったです」
──これから勝利を重ねるために必要なことは何でしょうか。
「試合の中で、場面ごとに自分たちのペースをどう生かすか、そしてフォワードがどれだけセットピースで圧倒できるかという点です。セットピースについてはこの数週間で大きな自信を付けることができましたし、さらに向上させていきたいと思っています。それがしっかりできているときは、とても手強いチームになれると思います。今日はキックゲームとランゲームのバランスがとてもうまくいき、スマートなゲームができました。特に強いチームを相手にするときは、そのようなバランスが大事になります。来週のコベルコ神戸スティーラーズ戦でも賢いプレーをしたいです。そして今日はファフ・デクラークが戻ってきて貢献してくれましたし、10番の田村優も経験豊富な選手なので、良いエリアでプレーできるようにリードしてくれています」
横浜キヤノンイーグルス
ビリー・ハーモン ゲームキャプテン
「今週、コーチはとても明確なプランと素晴らしいセットアップをしてくれました。キックバトルに勝つこと、フォワードはセットピースの中でフィジカルを見せること、そして空中戦でも圧倒すること。フォワードもバックスも、自分たちの役割を果たすことができました。完璧ではありませんでしたが、試合をとおして連動性を保つことができました。プレッシャーの中でどのようにプレーするのか、とても明確な方策がありましたし、一丸となって戦うことができたと思います」
──ファフ・デクラーク選手が戻ってきた影響はどうでしたか。
「彼は本当に経験豊富な選手で、ハイレベルなラグビーを遂行できる選手です。どんなプレーでも100%で臨みますし、アタックでもディフェンスでも常に全力でチャンスを探しています。攻守にわたって、相手にとってとても厄介な存在になると思います」



























