2026.03.20[BL東京]試練のときこそ、ポジティブに。つなげたいのは「見えないパワー」

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第12節(交流戦)
2026年3月22日(日)14:30 秩父宮ラグビー場 (東京都)
東芝ブレイブルーパス東京 vs 三重ホンダヒート

東芝ブレイブルーパス東京(D1 カンファレンスA)

フォワードについては「正しいエリアでフィジカリティーとエナジーを出せるようにコントロールしたい」と語る東芝ブレイブルーパス東京のスクラムハーフ、小川高廣選手

東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)は3月22日、秩父宮ラグビー場で三重ホンダヒート(以下、三重H)と対戦する。

3月18日に35歳の誕生日を迎えた小川高廣は、柔和な笑顔を浮かべた。

「まだ若いつもりでいるので、『もう35か』という気持ちです」

日本大学で圧倒的なアタックセンスを発揮した小川は、2013年に東芝ブレイブルーパス(現・BL東京)に入団。日本代表キャップ3を獲得し、BL東京では2019年度から共同キャプテンを4シーズン務めるなど、チームの顔の一人として活躍してきた。

負傷の影響もあり、今季は前節の東京サントリーサンゴリアス戦が初出場となった。チームはこの試合に21対60で敗れ、悪夢の5連敗と厳しい戦いが続いている。

BL東京の良いときも、苦しいときも経験してきたベテランは、奮闘するフォワード陣への思いを語る。

「スクラムハーフとして、フォワードに気持ち良く走ってもらいたいと思っています。フォワードはめちゃくちゃ頑張って走っていますが、なかなか前に出られずに苦しい状態になってしまっているので、正しいエリアでフィジカリティーとエナジーを出せるようにコントロールしたいです」

そして、チームについては、“プレー以外のシーン”の重要性を指摘した。

「チーム状態が悪くなると、トライを取っても『なんとか取れたけど……』という雰囲気になってしまうので、良いプレーにはみんなで喜んで、トライを取ったらみんなが寄ってきて『ナイス!』と声を掛けるような、チームとして盛り上がることが大事だと思っています」

両チーム合わせて30人がグラウンドに入り乱れ、激しい肉弾戦と緻密な頭脳戦を繰り広げるラグビー。試合に勝つために戦略や戦術はもちろん重要だが、仲間とともにポジティブになることで、見えないパワーがつながっていくのもこの競技の特性の一つと言えるだろう。

3連覇を狙う王者にとって試練のときが続くが、小川は前向きに仲間を鼓舞し、チームを勝利に導くつもりだ。

(安実剛士)

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