NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
D2/D3入替戦[D2 8位 vs D3 1位]第1戦
2026年5月23日(土)13:00 AGFフィールド (東京都)
日野レッドドルフィンズ vs マツダスカイアクティブズ広島
マツダスカイアクティブズ広島(D3)
2025-26シーズン、マツダスカイアクティブズ広島(以下、SA広島)は昨季を上回る戦績を残してディビジョン3を連覇した。
選手一人ひとりが練習からそれぞれの役割をしっかりと全うしてきた結果であることは間違いないが、その中でも「MVPと言える活躍を見せた選手は誰か?」と選手たちに問うていくと、最も多くの選手が挙げたのがアンドリュー・デビッドソンだった。
「圧倒的な突破力とフィジカルがある。ペネトレーターとしての存在感は本当に大きいです」(鈴木伊織)
「実際にトライをいっぱい取っているし、敵陣までボールを運ぶことができたらスコアしてくれる安心感がある」(嘉納一千)
「ラインアウトは本当に彼が来てすごく変わった。いろいろなオプションやサインを考えてくれているのも彼で、周りに厳しいことも言えるので、どんどんレベルアップしている」(北林佑介)
「チームにいなくちゃならない存在です。いるだけで本当に頼りになる」(大内錬)
昨季にSA広島へ加入したデビッドソンは、チームの文化やリーグワンのラグビーへの理解を深めて今季に臨み、さらに高いパフォーマンスを発揮しながらチームへの影響力も高めてきた。たくさんの選手がMVPに挙げたことをデビッドソンに伝えると、表情を崩して喜んだ。
「一緒にラグビーしている仲間から、そう言ってもらえることほどうれしいことはない。ただ、自分がそういう活躍をできたのもチームみんなのおかげだと思っている。今季は本当にみんなでいいシーズンを過ごしてきた」
そう言ったあと、デビッドソンは「But」と語気を強め、続けた。
「どんなに称賛を受けたとしても、これからの2試合に勝たないと意味がない」
体を張ってチームを引っ張ってきたのも、時には厳しい言葉を投げ掛けて仲間を鼓舞してきたのも、すべては入替戦に勝ってD2に昇格を果たすため。いよいよ決戦の日が迫ってきたが、デビッドソンは落ち着いている。
「昨季の日本製鉄釜石シーウェイブスとの入替戦で、フィジカル面のレベルの高さを感じたので、今季はそこを特に意識してやってきた。毎週フィジカルを大事にして戦ってきて、ほかのチームをフィジカルで圧倒できたことが何回もあった。今季にやってきたことをできたら入替戦もうまくいく。そう信じている」
自分たちがやってきたことに自信をもち、デビッドソンはチームの先頭に立って日野レッドドルフィンズに挑んでいく。
(寺田弘幸)




























