NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
D2/D3入替戦[D2 7位 vs D3 2位]第2戦
2026年5月31日(日)14:30 AGFフィールド (東京都)
狭山セコムラガッツ vs 日本製鉄釜石シーウェイブス
狭山セコムラガッツ(D3)
31日の入替戦第2戦でもゲームキャプテンを務める、狭山セコムラガッツのフェトゥカモカモ・ダグラス バイスキャプテン「立ち上がりの20分で相手の強度に合わせることができなかった。あと(D3では導入されていない)TMOで試合が止まる経験は初めてだったので、そこでも少し戸惑いもあったと思います」
僅差の末に敗れたビジターでのD2/D3入替戦第1戦でゲームキャプテンを務めた、フェトゥカモカモ・ダグラスはそう振り返った。
試合終盤には、相手がイエローカードで一人少なくなった状態で敵陣へ攻め込んだ際、相手のペナルティがあった。ラインアウトからトライを狙えば、逆転の可能性もあったが、ショットを選択して確実に点差を縮めた。この判断について聞くと、次のように答えた。
「試合後のレビューでは、もう少し戦略的に考えてもよかったという意見も出ました。でもあの場面では、ラインアウトで自分たちがミスをする危険性もゼロではない。入替戦は2試合ありますし、次の試合のことを考えて確実に点差を縮めるという選択をしました」
今季のレギュラーシーズンでは、出場した14試合中9試合でゲームキャプテンを務めたダグラス。強いキャプテンシーが持ち味の選手で、チームメートからの信頼も厚い。D2/D3入替戦1試合目の中継では、解説者が最大の魅力はキャプテンシーと強調した場面もあったほど。そんな彼にチームをけん引する立場として気をつけていることを聞くと「仲間を鼓舞するのが自分の役割」と胸を張る。
「試合中だけではなく、練習のときからしっかりとコミュニケーションを取るようにしています。ゲームキャプテンを任されたときは、ゲームマネジメントの役割を担うスタンドオフの選手とは積極的に話し合います。会話も大切にしていますが、自分がしっかりと行動をとれば、周囲も見てくれますので、それに引っ張られてくれればと考えています」
複数のチームでプレーを経験し、さまざまなキャプテンの立ち居振る舞いを見てきたダグラス。そこから自分に合った要素を引き出し、強いキャプテンシーを築き上げた。
悲願のディビジョン2昇格が懸かる一戦。「ハードワークすることが一番。その中でチームメートを鼓舞して、いいパフォーマンスをしたい。そうすれば、きっと報われると思います」。
マオリの魂を受け継ぐ男は、己と仲間たちの力を信じ、大一番に挑む。
(松野友克)




























