NTTジャパンラグビー リーグワン2025ー26
プレーオフトーナメント3位決定戦
2026年6月6日(土)13:30 秩父宮ラグビー場 (東京都)
東京サントリーサンゴリアス vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
東京サントリーサンゴリアス(D1)
「3位決定戦という戦いは、モチベーションの設定が難しいのは確か。でも、このサンゴリアスのエンブレムを着ける以上、プライドを懸けて戦うだけです」
今季限りでの引退を表明している東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)の流大。彼にとって6月6日のプレーオフトーナメント3位決定戦は、現役最後の試合でもある。日本一だけを目指してきたからこそ、望んでいた舞台ではない。それでも、今季のチームスローガン『PROUD TO BE SUNGOLIATH』のとおり、自分たちの“らしさ”にこだわり、誇りを懸けて戦う試合となる。
「このサンゴリアスのエンブレムを着ける以上、プライドを懸けて戦うだけです」(流選手)流と同じく、この3位決定戦で現役最後を迎える中村亮土から出てきた言葉も「プライド」だった。
「3位決定戦というよりも、自分たちのプライドを示せる最後の試合。自分たちがやってきたことを出せるか。(東京SGの)ジャージーのプライドをいかにグラウンドで表現できるかのゲームだと思っています」
その思いは、チーム全体でも共有できている。プレーオフトーナメントに入り、東京SGの選手、コーチ陣から盛んに聞こえるようになったのが「58人のために」「58人で戦う」という言葉だ。
試合に出るのはメンバー入りした23人。ただ、試合に対してプライドを懸けるのは、今季の登録選手58人全員の共通の思い。そして、今季限りで引退する選手、移籍してしまう選手もいるため、この58人でラグビーができるのは残りわずか。それ故、ここ数週間の練習では、これまで以上に「トリプルS」と呼ばれるノンメンバーの選手たちの声掛け、迫力がすさまじい。
中村亮土はそんな「トリプルS」メンバー、そしてチームへの思いをこう語る。
「試合メンバーに選ばれていない選手たちが本当にチームに関わろうとして、いい影響を与えてくれています。それは当然、試合に出る僕らにも伝わる。『ジャージーを着る責任や覚悟を示さなければならない』という話は、僕からも試合メンバーに対してメッセージとして伝えています」
「ジャージーのプライドをいかにグラウンドで表現できるか」(中村選手)チームを長年支えてきたレジェンド二人はどんな最後を迎えるのか。その背中から、残る選手たちは何を学ぶのか。埼玉パナソニックワイルドナイツとの3位決定戦は、東京SGの「これまで」を総括し、「これから」を占う意味でも重要な試合となる。
(オグマナオト)




























