チーム/選手
世界最高をめざし、国内最高峰リーグをさらに発展させるため、 2022年に誕生した「ジャパンラグビー リーグワン」。地域密着の理念のもとリーグワンのチームは各々のホストエリアを持ち、日本代表選手やラグビーワールドカップで活躍した海外代表選手も続々参戦している。その「ジャパンラグビー リーグワン」からは2022-23のトップ4チーム、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ、埼玉パナソニックワイルドナイツ、横浜キヤノンイーグルス、東京サントリーサンゴリアスが参戦。南半球ラグビーの最高峰リーグ「スーパーラグビー・パシフィック」から参戦するニュージランドのチーフスとブルーズと対戦する。
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2022-23シーズンは創部45年目にして悲願の初優勝。ラグビーワールドカップ2023・サモア戦で先制トライを決めたピーター・ラブスカフニ選手を始め、元ニュージーランド代表のフッカー、デイン・コールズらを有する重厚で強靭なフォワード陣、昨季ベストラインブレイカーに選出された木田晴斗や元ウェールズ代表のハイパント処理の達人であるリアム・ウィリアムズら機動力抜群のバックス陣が織りなす無垢な戦いが、観る者の心を揺さぶる。チームをまとめるのは昨季リーグMVPに輝いた立川理道。アットホームな組織風土と「オレンジアーミー」と呼ばれるファンの一体感も大きな魅力。そこにあるのは「感動」「熱狂」、そして「ぬくもり」。
リーグワン初代王者として2022-23シーズンはリーグ2連覇を狙ったが、プレーオフトーナメント決勝でクボタスピアーズ船橋・東京ベイに敗れて無念の準優勝となった。今秋のラグビーワールドカップ2023へ臨んだ日本代表には、稲垣啓太、堀江翔太、坂手淳史、松田力也、ディラン・ライリーら11選手が選出。南アフリカ代表にはダミアン・デアレンデ、オーストラリア代表にはマリカ・コロインベテがエントリーされた。初代リーグMVP、"ラスボス”こと堀江翔太選手と長くワイルドナイツのスクラムハーフの主軸として活躍してきた内田啓介選手は引退を表明し、その雄姿をみることが出来るのは2023-24シーズン限りとなる。
2022-23シーズンはチーム創設以後最高位となる3位に輝いた。日本代表のシオネ・ハラシリや小倉順平を筆頭に、南アフリカ代表の世界的スクラムハーフ、ファフ・デクラークやセンターのジェシー・クリエルといった、個性豊かなメンバーがアグレッシブなラグビーを展開。掲げるチームスタイルは、昨季リーグ2位の得点数「588」が象徴するように、“アタッキング・ラグビー”だ。なお、指揮官はラグビーワールドカップのテレビ解説で注目を集めた沢木敬介監督。スマートな風貌も注目の的だ。
ラグビーワールドカップ2023の日本代表メンバー7人を擁する東京サントリーサンゴリアス。ラグビーワールドカップ2023でもパス供給を担った流大と齊藤直人の最強スクラムハーフコンビから始まる攻撃的な姿勢=ボールをつないでつないで勝機をうかがう『アグレッシブ・アタッキング・ラグビー』が信条だ。フォワードにはニュージーランド代表のキャプテン、サム・ケインも加わり話題となったが、バックス陣も充実のラインアップ。中村亮土、松島幸太朗の代表組に加え、昨季トライ王の尾﨑晟也、南アフリカ代表チェスリン・コルビ、アルゼンチン代表のニコラス・サンチェスらで構成される豪華メンバーは一見の価値アリ!