2022.04.08 NTTリーグワン 2022 D2 第9節レポート(釜石SW 17-18 三重H)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン2(リーグ戦) 第9節
2022年4月2日(土) 12:00 釜石鵜住居復興スタジアム (岩手県)
 釜石シーウェイブスRFC 17-18 三重ホンダヒート

三重ホンダヒートの上田 泰平ヘッドコーチ(左)、古田 凌キャプテン

三重ホンダヒート
古田 凌キャプテン

「まずこの釜石というグラウンドでラグビーができたことを誇りに思いますし感謝いたします。釜石の気迫あふれるプレーに圧倒された部分もありましたし自分たちの規律の部分、選手ひとりひとりの良い判断というところが欠けていたが、最後にできた試合だったと思います。
後半20分のプレーというのは良い場面が多々見えたので次の試合に向けて修正してひとつひとつレベルアップしてチームとしてもタイトにやっていきたいなと思います」

──釜石へ入ってから試合までの間にも、震災の施設など見学される時間があったのかなとSNS等で拝見しておりました。そういうところを見ながらこの試合に臨むというのは、キャプテンにとってどういう思いがありましたでしょうか?

「祈りのパークで施設に入ってみたりもしたんですけど、今日の試合は先程も言いましたけど、グラウンドに立てること、すごい誇りに思いましたし、素晴らしいグラウンドでラグビーができることをすごく幸せに思いました。このグラウンドでやる以上は三重ホンダヒートのプレーを80分間体現しようと、ファンの方々にも三重ホンダヒートのプレーを見てもらってエキサンティングラグビーを体現しようと。ファンの皆様にワクワクドキドキしていただけるような感動を与えられるようなラグビーをしようということで、今日の試合に臨みました」

三重ホンダヒート
上田 泰平ヘッドコーチ

「皆様お疲れ様です。キャプテンも言いましたが、このスタジアムでラグビーができるということをすごく幸せに感じました。このグラウンドでラグビーをする以上は、この地域の方々に対して必ず元気というものを届けないといけないという思いで臨んだのですが、結果としては三重ホンダヒートよりも釜石さんのほうがすごく地元の方々に対して元気を与えられるようにプレーされたという印象を受けました。
三重ホンダヒートとしてもスポーツなのでこういう風な戦いになる時もあるのですけど、選手が自分達で一生懸命ひとつひとつ修正しながらゲームを進めていたというところはすごく成長した場面だなと思います。またこういう経験をひとつひとつ重ねてリーダー陣も含めて全員で成長していけたらと思います」

──前回の釜石との試合に比べて点差がかなり縮まりましたが、前回の試合の内容とどのあたりが違って接戦になったのか教えてください。

「この間の試合に比べてプレッシャーをかけきる場面が少なかったなと思いました。特にセットピースから1フェーズ2フェーズでのプレーで途切れてしまったり、自分たちのプレッシャーをかけきるというものを継続できなかったというところが一戦目と二戦目の大きな違いとなったかなと思います。そこは大きく言うと、コミュニケーションだったりとかあるんですけど、一対一の局面ですべて負けているということですね。そこに対して釜石さんのほうが上手だったので一戦目よりも競った試合になってしまったと思います」

──おそらく初めて釜石へ来て試合をされたかと思うのですが、感想をお聞かせください。

「僕自身も選手の時、2011年のワールドカップの年で、すごく印象に残っている時期に震災が起きことを覚えています。その時、代表活動の中でもとにかく被災地に元気を届けようと、本当に合言葉として代表活動をやっていて、機会がなくて釜石には来られなかったのですが、こうしてコーチングスタッフになってここに戻ってこられて、もちろんこういうスタジアムが建設されたという話も知ってましたし、先日祈りのパークでこのグラウンドの意義だとか本当にそういうものを教えていただいて、あらためてこのグラウンドで試合をする意義、このスタジアムがここに建っているということをあらためて学ぶことができたし、学んだことを外(三重)に発信していかないといけないなと思いました」

釜石シーウェイブスRFCの須田康夫ヘッドコーチ(左)、小野航大キャプテン

釜石シーウェイブスRFC
小野航大キャプテン

「今日のゲームは自分たちは失うものは何もなかったのでこのゲームにかける思い、リラックスしてゲームに臨めたのが良かったと思います。チームとしてもやろうとしていたことはかなりの時間帯でできましたし、勝つことはできなかったけれどポジティブなゲームだったかなと思います。
後半のペナルティの多さであったりこういうゲームで勝ち切れないという甘さは改善していかなければならないと思っているので、リーグ戦あと1試合、順位決定戦に向けてチームとしてもう一度一丸となって、もっといいチームになれるようにレベルアップできるようにまた一週間いい準備をしたいと思います」

──地元釜石でのゲームということでファンの皆さんも期待してまして、最後1点差で負けてしまったんですが、試合が終わった後ですね、皆拍手ですごい選手の皆さんを称えていたのが印象的でした。来週もここで試合がありますが、xそれに向けての意気込みをお願いします。

「やはり地元釜石、ホームスタジアムで試合をやるというのはチーム全員が特別な想いをもって臨んでいますし、たくさんの方に応援していただいて励ましていただいて、今日はこういうゲームができたんだなと思っています。前回の日野レッドドルフィンズ戦では情けない姿を見せてしまって皆さんをガッカリさせてしまったので、もう一節、もう一試合いいゲームを見せて、皆さんに応援していただけるように、グラウンドに行きたいと思っていただけるような、そんな熱いゲームをお見せできればと思います」

釜石シーウェイブスRFC
須田康夫ヘッドコーチ

「今キャプテンからもありましたように、前回のゲームからの反省点をしっかり生かしてゲームを進めることができたと思います。試合を通してですけれどもペナルティというのは格上のチームに対して勝とうと思ったらレベルが傾いたりだとかそういったこともあるので更にうちがパーフェクトなプレーをして、態度の部分で上回っていくしかないのかなと感じたゲームでしたし、勝ち切るところもすぐそこまできているのかなという印象のゲームでした」

──前回の反省点を生かして進めることができたということですが、具体的にどのあたりを修正してきたのでしょうか?

「次のプレーに移動するスピードというのを意識してゲームに挑みました。前回その部分はリアクション等々遅かったので、そういったところを改善して、準備の部分ですね、準備の部分、態度の部分をみんなフォーカスしてくれて100%してくれたと思います。そのおかげでいいゲームになったかなと思います」

──シーズン序盤から随分メンバー、ケガ等いろんな事情あって外れていた選手も何人か戻ってきたりしていると思うんですけれども、この後の次の試合、順位決定戦に向けて、どのくらい戻れる見込みなのか。

「だいぶケガ人も戻ってきましてベストメンバーに近い状態になってきているとは思いますし、今シーズン通して一戦一戦選手ひとりひとりが成長しているというのも大きいので、ケガ人のところはそう心配しないですが、次週以降も吹越やそういった選手が復帰予定ですので、またチームとしてレベルアップできると思っています」

──今シーズン初先発だった中村良真選手、加賀選手がかなり頑張っていたと思うんですが、シーズン通して層が厚くなってきた部分もあるかと思うんですが、シーズン通してチームが成長している部分について今日初先発ふたりを中心にお聞かせください。

「今回フルバック(15番)中村良真、14番加賀亮太郎、3番の束田も初先発だったんですけども、今回のゲームはニューメンバーも入れてチームにインパクトを与えてほしいということで、このゲームに対して準備してきました。3人はしっかりそれをやってくれたと思っています」

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