NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 入替戦
豊田自動織機シャトルズ愛知 所属選手の危険なプレーに対する処分減免措置について
2023年5月14日に行われた三菱重工相模原ダイナボアーズ vs 豊田自動織機シャトルズ愛知の試合における、豊田自動織機シャトルズ愛知 ケレビ ジョシュア選手の危険なプレーに対する出場停止処分の措置が1試合(1試合)減免されたことを、以下の通りお知らせいたします。
この処分の減免措置は、頭部へのコンタクトの対処手順におけるコーチングの介入（Head Contact Process Coaching Intervention）を同クラブがワールドラグビーに申請した結果、決定されたものです。
■競技規則・規律違反の内容と処分
該当選手：ケレビ ジョシュア（豊田自動織機シャトルズ愛知）
処分：3試合出場停止→変更：2試合出場停止
※対象試合
➀HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ 2023 ロンドン大会
➁その後の今シーズンの公式戦(アジアラグビーセブンズシリーズを含む)
もしくは来シーズンの公式戦のうち、早い時期から計2試合
変更→
➀HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ 2023 ロンドン大会
➁アジアラグビーセブンスシリーズ 韓国(仁川)大会
※１5人制の制裁期間1試合(1週間)は７人制の１大会(週末)に換算
■HCPにおけるコーチングの介入
2021年7月1日からワールドラグビーによって試験的に施行され、2022年に競技に関する規定として正式に採用されたプログラム。プレーヤーやコーチが、負傷のリスクが高く、不正なプレーとなることが多いテクニックから統計的にリスクの低いテクニックへと改めるよう促し、日頃の行動や動作を前向きに変えていくことを目的とする。
HCPに関わる不正なプレーでサイティングの対象、もしくはレッドカードを受けたプレーヤーは、科された制裁処分の最後の週を、HCPにおけるコーチングの介入(不正なプレーの原因、または一因となった、誤ったタックルやコンタクトの技術的な誤りに特化したコーチング)を受けることで消化することを、申請できる。
コーチとプレーヤー本人は不正なプレーの原因となった技術的な過ちの詳細、および、その問題に対処するためにとった措置について申請し、ワールドラグビーの専門レビューパネル（専門的な中立のコーチで構成）の審査を経て、コーチングの介入が十分だったと判断された場合、処分が減免される。
