一般社団法人ジャパンラグビーリーグワンは、リーグワンの第2フェーズとなる4シーズン目を迎えるにあたり、過去3シーズンの実績、リーグワンやクラブを取り巻く現在の状況を踏まえ、所属各クラブと協議を進めている今後のリーグの方向性を、ファンの皆さまにお知らせいたします。
2024-25シーズンから第2フェーズでは、以下の内容の実現を目指して、活動してまいります。
1.ファンの皆さまに最高の競技力を通して、感動体験を得て頂く
(1)2028-29シーズン*に、ライセンス制に基づく、スタジアムの固定化とホスト&ビジターを実現
- そこに向け、2025-26シーズン以降、ルール化を通じて、スタジアムの固定化、ホスト&ビジターを今以上に推進する
- ファンの皆さまが、いつものスタジアムで、選手の迫力と人柄にふれる機会を拡大する
(2)2026-27シーズンに、普及育成枠を導入
- 普及育成の観点から、カテゴリA選手の一定数を、義務教育期間のうち一定期間を日本で過ごした選手とする
(ルール最終化中。詳細は改めて発表) - 多様でハイレベルな選手のチームワークが生む感動を、継続的に高める
2.より多く、より長く、より多様な試合を、ファンの皆さまに楽しんで頂く
(1)2024-25シーズンに、D1の試合数を18試合に増加(16試合から)。全試合数も、223試合に増加(173試合から)
(2)2028-29シーズンの、レギュラーシーズンの秋・春(秋~6月)開催の実現に向け、体制整備
- そこに向け、試合数の段階的な増加も検討
(3)2026-27シーズン以降、早期のチャンピオンシップ形式でのクロスボーダー、ならびに、海外チームのリーグワン参戦に向け、継続協議
3.ラグビーを通じてチームワーク人財に成長する楽しさと喜びを、多くの皆さまにお届けする
(1)アカデミー・スクール運営等を通じて、地域の普及活動と連携し、チームが青少年少女のラグビー人財育成の役割を積極的に担う
(2)ラグビー流の人財育成をプログラム化。選手・ファン・パートナー企業関係者・地域の皆さまが、楽しみながらチームワークを深める
4.チーム・リーグ合計で、事業規模を550億円規模に拡大(2027-28シーズン)。地域コミュニティへの還元を強める
(1)自主財源(興行収入、外部協賛、その他事業収入)を拡大。ラグビーを通じ、地域コミュニティを元気にする活動への投資を拡大
(2)その結果、母体企業からの協賛比率を60%以内(D1平均)とし、事業の安定性を高める
(3)2027-28シーズンにサラリーキャップの導入を目指し、継続検討。人材が集う魅力的なリーグを安定的に構築する
その他詳細は下記をご覧ください。
2024年12月21日に開幕を迎える、NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25
そして今後のジャパンラグビー リーグワンを引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。