NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第11節(交流戦)
2026年3月14日(土)13:00 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 (東京都)
リコーブラックラムズ東京 vs 静岡ブルーレヴズ
静岡ブルーレヴズ(D1 カンファレンスA)
14日の試合、2番で登録されている静岡ブルーレヴズの日野剛志選手。予定どおり出場すればリーグ戦通算150試合出場を達成する「クラブがヤマハ時代からの文化を守り続けて、ラグビーに集中できるこの環境で、大きなけがもなくずっと練習し、成長し続けられたことが、いまにつながっていると思います」
今節で予定どおり先発出場すれば、トップリーグ・リーグワン通算150試合出場を達成する日野剛志は、ここまで出場試合数を積み重ねてこられた理由についてこう語った。
日野と同じく2012年にヤマハ発動機ジュビロ(現・静岡ブルーレヴズ)に加入した大戸裕矢も、前節・東京サントリーサンゴリアス戦でトップリーグ・リーグワン通算150キャップを成し遂げたばかり。これまで150キャップを達成したのは、トップリーグ時代からの全チームを合わせても大戸で13人目、日野で14人目と本人たちも驚くほど少ない。それを同期の二人がほぼ同じタイミングで記録するのは、本当に誇るべき偉業と言える。
「もう10年ぐらい、1キャップ差ずつぐらいでずっと一緒にやってきています。お互い勝ち負けじゃなくて、この流れを崩さないでいければ、二人でどんどん頑張っていける気がするので、本当に(大戸の存在は)ありがたいですね。遅れをとらないように一生懸命頑張りたいと思っています」(日野)
「一緒に入団して(ラインアウトで)日野ちゃんのボールを何回キャッチしたか分からないぐらいずっと一緒にやってきたので、本当にうれしいです。日野ちゃんの150キャップを勝利で飾れるように頑張りたいと思います」(大戸)
二人とも“俺が俺が──”と自己主張が強いタイプではなく、常にチームのための準備と仕事をやり続けてきた。けがが少ないことは、基本技術や自己管理が優れていることの証明でもある。その上でもう一つ、大記録に至った理由について、二人ともほぼ同じことを付け加えた。
「(150キャップは)レヴズじゃなかったら達成できなかったと思います。昔から日本人を育ててくれるようなチームのカルチャーがあって、僕もヤマハ発動機に入って、清宮(克幸)さん、堀川(隆延)さん、藤井(雄一郎)さんという監督たちや、長谷川慎さんをはじめコーチの方々に教えてもらってすごく成長できたので」(大戸)
「僕自身は行くところがなかったのを拾っていただいた選手ですし、僕以外にも学生時代は有名じゃなかったけどラグビーで頑張りたいというハングリーな選手たちがここに集まってきています。そうした選手たちが、監督が代わってもヤマハの文化というのは変わることがない中で成長できていると思います。だからこそ次の世代の選手たちも、このクラブで100試合、150試合と出場するような選手に成長させていくこと、レヴズの文化をつなげていくことが大事だと思います」(日野)
そう語る彼ら自身が、まさにレヴズ文化の体現者。ここ1、2年は、大戸、日野、伊藤平一郎といった先駆者たちの背中を追う若い日本人選手たちの活躍と成長が目立っている。継承が着実に進んでいることも、数字では表わせない彼らの誇りとなっているはずだ。
(前島芳雄)



























