NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第18節(リーグ戦)カンファレンスA
2026年5月9日(土)14:30 ヤマハスタジアム (静岡県)
静岡ブルーレヴズ vs 横浜キヤノンイーグルス
静岡ブルーレヴズ(D1)
引退を表明している静岡ブルーレヴズの大戸裕矢選手。ヤマハスタジアムで最後の公式戦を迎えるゴールデンウィーク中の5月5日(火)、静岡ブルーレヴズ(以下、静岡BR)のファンにとってはショッキングなニュースが舞い込んだ。“ミスターレヴズ”と呼ばれる36歳の大戸裕矢の引退が発表されたのだ。
2012年に立命館大学を卒業してヤマハ発動機ジュビロ(静岡BRの前身)に加入し、以来“ヤマハ一筋”14シーズン。「手術をしたのは親知らずを抜いたときだけです」と大きなけがを負うことなく主力として働き続け、ここまでトップリーグ・リーグワン通算157試合、そのほかの公式戦も合わせると175試合に出場してきた。静岡BRの初代キャプテンも務めた。
けがが少ない理由は「逆ヘッド(頭を負傷しやすい危険なタックルの入り方)もあまりないですし、中学・高校・大学で正しいスキルを身に付けて、それを実践でできているから」と大戸本人は言うが、藤井雄一郎監督は「けがはしていると思いますけど、それを痛いと言わずにずっとやってきたんだと思いますし、人に見えないところで努力をしているということだと思います」と証言する。
その大戸が強調するのは、静岡BRに入れて本当に良かったという気持ちだ。
清宮克幸元監督、それに同期加入で同い年の日野剛志をはじめとする存在は彼にとって本当に大きいものだった。
もちろん「まだまだやれる」という気持ちは周囲だけでなく本人ももっているが、「チームのことも、次の選手が育つチャンスも考えましたし、僕自身の次のキャリアも考えて決断しました」と語る。周囲の期待どおり、指導者の道も考えているという。プレーオフトーナメント進出を逃したため、残りの試合数は減ってしまったが、大好きなヤマハスタジアムで引退試合ができることを彼は心から喜んでいる。
「引退するのは僕だけじゃないと思いますし、最後にヤマハスタジアムで、このメンバーで試合ができるのは本当に感慨深いです。ここで本当に自分たちのラグビーができるように、みんなの思いを背負ってグラウンドに立ちたいと思いますし、ファンのみなさんの前で最後まで悔いなくプレーしたいと思います」(大戸)
静岡BRのレジェンドのレヴズ愛に満ちたプレーが見られる最後のチャンス。ぜひスタジアムに足を運んで、一挙手一投足を見届けてほしい。
(前島芳雄)



























