NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第13節(交流戦)
2026年3月29日(日)14:30 ユアテックスタジアム仙台 (宮城県)
浦安D-Rocks vs 三重ホンダヒート
浦安D-Rocks(D1 カンファレンスA)
あの日から1年、誰よりも強い思いを抱いてこの試合のキックオフを待つ男がいる。
今節・三重ホンダヒート戦が行われる3月29日からちょうど1年前の2025年3月29日に佐々木柚樹はリーグワンデビューを果たした。キューアンドエースタジアムみやぎで埼玉パナソニックワイルドナイツ相手に後半途中から出場。その試合をほろ苦い思い出とともに振り返る。
「本当にガッチガチだった記憶があります。初めてのリーグワンの試合でスピードもフィジカルも何もかもが違い過ぎて全然うまくラグビーができませんでした。親も観に来てくれていたんですけど、『とんでもなく顔が白かったよ』と言われました(笑)。今までで一番緊張した試合ですね」
そこから1年間の成長と変化は目覚ましい。今季は開幕スタメンをつかむと、いきなりゲームキャプテンに指名されるなど、チーム内で大きな信頼を得てロックとフランカーの二つのポジションで確かな存在感を示している。「本当に毎日が勉強であり成長です。いろいろな貴重な経験をさせてもらって、うまいことチームにもアジャストできていると思います」。そう語る表情は1年前とはまるで別人に映る。非常に柔らかく、笑顔がこぼれていた。
スタジアムこそ違うが、1年前も今回も宮城県のスタジアムで開催されるということも、青森県出身の佐々木にとっては、さらに特別な意味をもつゲームとなる。
「関東や関西、九州などと比べると東北はラグビーをやっている人は少ないし、マイナーです。だから、東北のラグビーを盛り上げるという意味でも仙台で試合をやってくれることはうれしいですね。ほかの東北出身の選手に聞いてもらってもそう言うと思いますけど、やっぱり東北6県で一つなんですよ。東北6県には見えない固い絆がありますからね」
1年前と同じく今回も、家族をはじめ、母校・八戸工業高校のラグビー部の後輩たちがスタジアムに足を運んでくれる予定だという。「前回はガッチガチな姿を見せてしまいましたけど、今回は多少なりとも自信をもってプレーできると思います」。
成長を見せつける舞台はきれいに整った。ネイビーの4番がハツラツとグラウンドを駆け回り、東北魂を見せつける。
(須賀大輔)



























