NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン3 第11節
2026年4月4日(土)14:30 Balcom BMW Stadium (広島県)
マツダスカイアクティブズ広島 vs 中国電力レッドレグリオンズ
マツダスカイアクティブズ広島(D3)
今週に入って、広島の桜も華やかに咲き誇っている。至るところで花見が行われて賑わっており、初来日してからもう20年以上が経つダミアン・カラウナ ヘッドコーチも、日本ならではの素晴らしい季節を楽しんでいる。
「毎朝、犬を散歩に連れて行くのが楽しみだよ。日本人と一緒で私もこの季節が大好きです。昨日カフェに行ったとき、ニュージーランドに帰国している奥さんにも連絡して桜を見せたんだ」
昨季、就任した日本の文化を愛するヘッドコーチの下、今季のマツダスカイアクティブズ広島は一段と強い足並みで目標に向かっている。ここまで10連勝を成し遂げることができているのも、選手一人ひとりが成長してチームの総力を底上げできているからで、その点において今季から新たに就任したジェームス・ポーター アシスタントコーチが大きな影響を与えている。
「日本でコーチをするのが私の夢でもあったし、日本の文化は本当に素晴らしい。選手たちも本当に細かいところまで突き詰めてやるし、アスリートとしてプロフェッショナルです。いろいろな国でコーチをしてきたけど、このチームが一番指導しやすいよ」
そう話すポーター アシスタントコーチは、カラウナ ヘッドコーチと旧知の仲。カラウナ ヘッドコーチが「クラブからさらに外部の知識を入れたいという話があったとき、すぐにポーツ(ポーター アシスタントコーチの愛称)のことが頭に浮かびました。私が思っていたとおり、彼は素晴らしい仕事をしてくれています」とほほ笑むと、ポーター アシスタントコーチも笑みを広げた。
「ダミアンから声を掛けてもらったとき、決断するのはすごく簡単なことでした。彼は素晴らしいプレーヤーでしたし、そのことをまずリスペクトしています。また、家族を大事にする良い父親で、私にとってはいい友人でもあるんです」
信頼し合う二人がこれから向かっていくミッションは、昨季は涙を呑んだD2/D3入替戦に勝ってディビジョン2に昇格すること。ポーター アシスタントコーチは「良いタレントもそろっているし、会社からのサポートも良い。本当に私たちのコーチング次第だと思っています」と話し、カラウナ ヘッドコーチも力強く語った。
「このチームはD2でも戦える。私はその挑戦をするためにここに来ました。しかし、そのことを考えるのはまだ早い。しっかりとポイントを重ねて、入替戦に向けて良い状態のチームを作っていきたい。まずは“広島ダービー”です」
これから重要な局面を迎えるからこそ、二人のコーチの言葉にも熱がこもっている。
(寺田弘幸)



























