NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第18節(リーグ戦)カンファレンスB
2026年5月10日(日)14:30 秩父宮ラグビー場 (東京都)
東京サントリーサンゴリアス vs リコーブラックラムズ東京
リコーブラックラムズ東京(D1)
今季の目標であったプレーオフトーナメント出場を前節に達成したリコーブラックラムズ東京(以下、BR東京)。レギュラーシーズンの4位以内に向けて東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)戦に臨む。
今季で8シーズン目、30歳を迎えた西和磨も、「今まで上位に絡めたことがなかったので、プレーオフに行けるのは率直にうれしいです」とプレーオフトーナメント出場への喜びはひとしおだった。これまで社員選手として戦い抜き、チームの目標のために死力を尽くしてきた。
「社員選手はチームを変えることができません。僕自身としても代表などに入れれば良かったですけど、そういうこともなく今までプレーしてきました。自分のラグビー人生で達成したいと思っていることは、チームが立てた目標をクリアすることなんです」
帝京大学を経てBR東京に加入するも最初の数年は悩むことのほうが多かったという。
「若手のころはあまり試合に出られなくて、そこから試合に出られるようになってもチームとしていい方向に向かうことができませんでした。結婚もして子供もできてラグビーを続けるべきなのかと思ったタイミングは何度かありました。社員選手なのでラグビーをやめてこの会社で働くという次のステージが待っていると思うので、そこで頑張ったほうがいいのかなと」
それでも、チームの目標を達成できていないという心残りはあった。その思いはラグビーを続けるパワーの一つになっていた。
今季はプレーオフトーナメント出場というチームの目標、それはすなわち西の個人としての目標もかなえた。その上で、「今季に達成したから今年でやめるとか、そういう話ではないですけど」と笑いながら、次の目標にも照準を当てる。
「自分たちはいまトップ4を掲げています。もちろん優勝できればそれが一番いいですが、この8年間で自分たちの目標にしていた位置に届いたことが一度もなかったので、まずはその目標を超えられるように頑張りたいです」
東京SGとはプレーオフトーナメントの初戦で戦う可能性もあるからこそ、アドバンテージを得たい一戦と西は捉える。
「消化試合とは思っていません。勝ちにいって、なんならこの試合で相手の心を折るような、プレーオフでは敵わないかもしれないと思わせるぐらいのインパクトを残したい。メンタルでの勝負はすでに始まっていると思っています」
一つでも上の順位でプレーオフを迎えられるように。西は誰よりもチームのために体を張る。
(藤井圭)



























