2022.03.01 NTTリーグワン 2022 D1 第7節レポート(S東京ベイ 41-20 トヨタV)

NTTジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1(リーグ戦) 第7節 交流戦
2022年2月26日(土) 14:30 江戸川区陸上競技場 (東京都)
 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ 41-20 トヨタヴェルブリッツ

トヨタヴェルブリッツのサイモン・クロン ヘッドコーチ(右)、茂野海人 共同キャプテン

トヨタヴェルブリッツ
サイモン・クロン ヘッドコーチ

「本日の試合の結果は非常に残念です。ゲームのマネジメントという点がうまくいっていなかったと思います。特に後半の風上のシチュエーションを活かせず、逆にプレッシャーをかけられ失点を許してしまいました」

──試合で想定外だったことはあるでしょうか。

「特に想定外だったことはありませんが、強いて言うなら、自分たちのマネジメントと後半20分以降での自分たちのエラーで敵陣に攻め込むことができなかったことです」

トヨタヴェルブリッツ
茂野海人 共同キャプテン

「負けてしまったことを悔しく思います。自分たちのミスが要因として大きかったと思います。簡単なトライも許してしまいました。サイモンヘッドコーチが言っていた通り、後半のテリトリーとポゼッションをどうコントロールできるかが課題だと思います。この一週間しっかりと準備し、チームとして成長したいと思います」

──スピアーズ・フォワードの印象を教えてください。

「重くて強かったです。その重くて強いフォワードに対して、私たちもそれに付き合ってしまいました。もっと自分たちのラグビーを行い、相手を動かすことが自分たちの戦略でしたが、それができませんでした」

トヨタヴェルブリッツの小原政佑選手

トヨタヴェルブリッツ
小原政佑選手

「久しぶりの公式戦でわくわくして試合に臨みましたが、一貫性の部分で課題が残る試合となりました」

──これまで怪我の影響で試合に出場できなかったと思いますが、怪我の状況はいかがでしょうか。また、リーグワンという新しい舞台でピッチに立った感想も教えてください。

「昨シーズンは足首の怪我で、練習にも入ることができず、メンバー選考から漏れてしまい出場できませんでした。こうしてたくさんのファンの方々の前で試合に出場できる喜びを改めて感じることができ、またここに戻ってこれたな、という思いです。自分の強みはボールをもった時のカウンターアタックやスピードですので、それを活かすためによりボールタッチを増やしていくことが必要だと思います」

──久しぶりの試合ということで、試合勘は戻っていたでしょうか。

「練習試合で試合勘は戻っていましたが、公式戦の独特な雰囲気には慣れていなかったので浮足だってしまった印象があります」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイのフラン・ルディケ ヘッドコーチ(右)、立川理道キャプテン

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
フラン・ルディケ ヘッドコーチ

「こうしてラグビーができることを嬉しく思います。先週のブラックラムズ戦の中止があり、準備期間が延びましたが、ヴェルブリッツ相手にしっかりと準備したプランを実行することができましたし、最後まで気の抜けない展開になることは予想していました。
ウォーミングアップ中のウヴェ選手の負傷や試合開始直後のボタ選手の負傷などトラブルはありましたが、ハル(立川理道キャプテン)をはじめとしたリーダー陣がしっかりとまとめて勝利できた、素晴らしい結果だったと思います」

──チームがNEXT LEVELになるためには、今日の試合でどこを修正すればいいと思いますか。

「ご質問ありがとうございます。ヴェルブリッツさんは手ごわい相手で、私がスピアーズを指揮して初めて勝利することができました。だからこそ、この試合はフィジカル面・メンタル面・戦略面で80分間常にオンでいなければならなかった試合です。まずはこの勝利を喜び、リカバリーに集中し、来週から次戦に向けた準備をしていきたいと思います。一歩一歩、相手をリスペクトしながら戦うことが重要だと思います」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
立川理道キャプテン

「こうして試合に戻ってこれたことを嬉しく思います。また、たくさんの観客、そしてオレンジアーミーの皆さんに来場して頂き、とても雰囲気のいいなかプレーすることができました。
怪我もそうですし、自分もシンビンで退場し、チームに迷惑をかけてしまいましたが、全員がしっかりとコントロールして、80分間戦い切ったことで得られた結果だったと思います。結果だけを見ずに、自分たちのプロセスを信じてやった結果だったと思うので、これは継続して、来週以降もプレーしていきたいと思います」

──風の影響が大きい試合だったと思いますが、チームの皆さんは江戸川区陸上競技場の風を把握しているのでしょうか。

「前半の風上は、風の影響を感じました。しかし、後半はシンビンもあったので、自分たちの大きなフォワードを使って時間をうまく使うこと、そしてシンビンが解けてからはボールを動かしてトライも取ることができました。風だけでなく、その状況に応じてゲームプランをコントロールできたことが大きかったと思います」

──フォワード陣のフィジカル面はいかがでしょうか。

「もちろん大きなフォワード陣は頼りになります。その強さを上手に生かして、ゲームをコントロールするのが9番、10番、12番の仕事だと思っています。ただ、それだけに頼るのではなく、全体を通してオールラウンドにプレーすることがスピアーズの目指すラグビーですので、それを見ていただけたら嬉しいです」

──チームがNEXT LEVELになるためには、今日の試合でどこを修正すればいいと思いますか。

「まずはビデオを見て反省したいと思いますが、今の感覚でいうと反則数も多かったと思います。ヴェルブリッツさんは素晴らしいチームだったので、私たちもプレッシャーを受けて反則数が増えてしまいましたが、自分たちにフォーカスして、成長していくことが次につながると考えています」

──現在首位になりましたが、お気持ちをお聞かせください。

「まずは今日の勝利についてうれしく思います。順位に関しては、自分たちのハードワークの結果なのでうれしく思いますが、私もチームもあまり意識していません。まだシーズンは続きますので、先を見ず一戦一戦戦いたいと思います」

──立川選手から見て根塚選手についての印象をお聞かせください。

「入団してから見ていますが、常に元気もよく、チームにエナジーを与えてくれる存在だと思います。プレシーズンの活躍も見ていたので、前節のメンバー入りでは楽しみにしていたのですが、残念ながら中止になってしまいました。今日の試合では、その分活躍したと思います。若く才能もある選手なので、今後が楽しみです。自分の立場としては、彼のような選手にのびのびとプレーさせられるような雰囲気を作れるようにしたいと思います。
この試合は彼自身も楽しそうにプレーし、POM(プレーヤー・オブ・ザ・マッチ)も受賞し、私もうれしく思います」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイの青木祐樹選手(左)、根塚洸雅選手

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
青木祐樹選手

「出場が決まったのはウォーミングアップ中で、とても驚きましたが、ゲームプランは変わらず人が変わっただけなので、準備してきたことをプレーして、4番としての役割を全うすることが80分間を通してできたと思います」

──突然の出場でも遜色ないプレーできるというのは、チーム全体として同じプランを見ているからでしょうか。

「今回は私がプレーすることになりましたが、他の選手であってもスピアーズのラグビーを実践することができると思います。
それは、週の始まりから、チーム全員がその週のプランを理解していることが大きいからです。もちろんノンメンバーになってしまった場合、相手チームのラグビーをコピーすることもありますが、練習後に自分たちでチームのプランを確認しています。だからこそ、誰が出てもスピアーズのラグビーができるのだと思いますし、それが強みになっていると思います」

──なかなか勝てていなかった相手であるヴェルブリッツに対して、勝つことができてチームのスローガンであるNEXT LEVELを実感していますか?

「私が今シーズンのチームで特に違いを感じる点は、アタッキングという点です。ボールがよく繋がり、空いているスペースにしっかりと攻撃できていることが、今シーズンの得点に繋がっていると感じています。これはここ数シーズン積み重ねてきたものが、今シーズン実を結んだ結果だと思います」

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
根塚洸雅選手

「公式戦デビュー戦ということで、自分がどんなプレーができるかを皆さんに見てもらおうと挑んだ試合でした。その結果、自分の良いところも悪いところもありましたが、自分がどんなプレーをするのか皆さんに見ていただけたのではないかと思います。(笑顔になりながら)グラウンドで一番楽しんだのは自分じゃないかな、と思っています」

──今日はのびのびとプレーしている姿が印象的でしたが、前節が中止になってしまったことからどのようにして気持ちを切り替えて準備したのか、そして今日試合に出場してできたこととできなかったことを教えてください。

「ブラックラムズ戦が中止になったことを聞いたのは、試合前日の夜でした。最初はとてもショックでしたが、すぐに切り替えてまたメンバーに選んでもらい、いい状態で今日の試合がプレーできるように、自分の役割の確認や、リカバリーということを意識して過ごしました。
今日の試合は、デビュー戦ということで、プレッシャーもあり、ミスもあることを予想していたので、ハードワークというテーマをもって臨みました。その点においては、自分としても満足できています。
今日の試合のできなかったところとしては、チームメイトに助けられたことも多く、ラインブレイクしてからのトライまでのつなぎ方は課題があります」

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