2026.02.05[三重H]好循環を生み続ける焼肉パワー。宇都宮のファンの前で王者にも堂々と立ち向かう

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第7節(交流戦)
2026年2月7日(土)13:00 ホンダヒート・グリーンスタジアム (栃木県)
三重ホンダヒート vs 東芝ブレイブルーパス東京

三重ホンダヒート(D1 カンファレンスB)

三重ホンダヒートのフッカー、テビタ・イカニヴェレ選手。前節はラインアウトでスペシャルなプレーをみせてくれた

「嫌いなものを探すほうが難しいよ!」

「日本の食事には馴染めましたか?」と尋ねると、テビタ・イカニヴェレは満面の笑みを浮かべた。

フィジー代表でキャプテンを務める彼が来日したのは昨年11月末のこと。その数日後に行われた出陣式で、彼は「『焼肉きんぐ』に2回も行きました」と告白した。初めて経験する異国での生活にも、すぐにフィットした様子を見せている。

それはラグビーの面でも同様だ。第3節で加入後初トライを記録し、第6節では今季初勝利を経験。その白星を導いた土永雷の二つのトライは、どちらもイカニヴェレのラインアウトから生まれたものだった。

「一つ目は、ずっと練習してきた形でした」と、彼は会心の場面を振り返り、こう続ける。「ただ、二つ目は咄嗟のプレーなんです」。

それは前半24分の場面だ。ボールを持った彼は、相手と味方のフォワードがリフトを準備する中、近くにいた土永へのパスを選択。虚を突くプレーで相手の守備を欺き、トライを奪ってみせた。

「すぐに意思が通じました。土永が目線を向けてくれたからこそ成功したんです」

向上した仲間との連係が、宇都宮で開催した初のホストゲームでの勝利をもたらした。

今節の会場も栃木県のホンダヒート・グリーンスタジアムだ(左はレメキ ロマノ ラヴァ選手)

7日に行われる東芝ブレイブルーパス東京との一戦も、同じくホンダヒート・グリーンスタジアムが会場だ。彼は「スタンドが近くて、応援の声が本当によく聞こえるんです。僕は『ヒートホンダ!チャチャッチャチャッチャ』のコールが好きなので、プレーしていないときは一緒に手を叩いています」と話し、昨季の王者に立ち向かう意気込みを添えた。

「手強い相手ですが、同じ人間。足は2本、手も2本、頭は一つ。不可能なことは何もありません。先月と同じように、多くのファンのみなさんと会えることを楽しみにしています。その声援はわれわれに届いていますから」

最後に、チームメートである平野叶翔の実家が桑名市の焼肉屋であることを伝えると、イカニヴェレは驚いた表情でこう答えた。

「知らなかった……彼と親友になります!」

前節・浦安D-Rocks戦は、土永とのコンビが冴えた。今週末はフロントローで、平野とのホットラインが見られるだろうか。

(籠信明)

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