2026.02.15NTTリーグワン2025-26 D1 第8節レポート(埼玉WK 26-20 トヨタV)

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第8節(交流戦)
2026年2月14日(土)14:30 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場 (埼玉県)
埼玉パナソニックワイルドナイツ 26-20 トヨタヴェルブリッツ

埼玉パナソニックワイルドナイツ

埼玉パナソニックワイルドナイツの金沢篤ヘッドコーチ(左)、坂手淳史キャプテン

埼玉パナソニックワイルドナイツ
金沢篤ヘッドコーチ

「こんにちは。本日のゲームは、相手がキックを多用してくるだろうという点と、近いエリアでのアタックにどう対応するかを予測しながら入りました。対応できた部分もありましたが、実際にはプレッシャーを受けた場面もあったと感じています。

アタックに関しては、ブレイクダウンでかなりプレッシャーを受けていました。そこを今後どのように前進させていくか。そして、フィニッシュの精度をどう高めていくかが、これからの成長のカギになってくると思っています。

いつもそうですが、勝った上でこのように振り返りができるのは非常に良いことですので、まずは選手の努力を称えたいと思います」

──これだけブレイクダウンでターンオーバーされたのは、おそらく今季初めてではないかと思います。どういうところに原因があって、どう改善するか教えてください。

「まずはボールキャリアーの持ち込み方です。実際に横を向いてしまう場面がありましたし、相手が倒れた状態からも強くファイトしてきていました。そうした状況に対して、自分たちがスキを与えないよう、しっかり相手を排除していくことが重要だと考えています。

それによってレフリーが判定をしやすくなると思います。ただ、今日は相手に対しても、またレフリーに対しても、入り込まれるスキを自分たちが作ってしまったところは反省点だと感じています」

埼玉パナソニックワイルドナイツ
坂手淳史キャプテン

「ありがとうございました。まず、素晴らしい環境と気候の中でラグビーができたことを良かったと感じています。トヨタヴェルブリッツさんも遠いところから来てくださり、お互いの良い部分が見えたゲームだったと思います。

自分たちに関しては、金沢ヘッドコーチが言ったとおり、特にアタック面での修正点が多いと感じています。ブレイクダウン周りやトライを取り切る部分、ボールキャリーのフィジカルなども含めて、次につながる反省が出た試合でした。

ディフェンスについては、トライを少し取られた部分はありましたが、相手の得点を抑えるという点では良いディフェンスも多く、最後の時間帯でも守り切れたことは非常に大きかったと思います。

一方で、ペナルティによって得点を与えたり、相手にもう一度チャンスを与えてしまったりする時間帯が見られました。そうした場面で、レフリーとどうコミュニケーションを取っていくのか。自分たちがシンプルに修正していけるようなコミュニケーションを取れるのかという点は、リーダーを含めてチームで共有していきたいと考えています」

──ラストシーンについて。もう一本トライを取ればここで勝負が決まる、というところで取り切れず、ターンオーバー。トライを取られたら逆転もあり得る辛抱の時間でした。振り返ってどのように感じていたか教えてください。

「ボーナスポイントが頭にありました。相手はショットで得点を重ねていたので、自分たちがもう1本トライを取ればボーナスポイントが取れる状況でした。ペナルティゴールで3点を取ればその時点でゲームを決めることもできたので、ヤマ(山沢拓也)とも『ショットはいけますよ(狙える範囲ですよ)』というコミュニケーションは取っていました。

ただ、事前にチーム内で『ボーナスポイントを取りに行く』という意思共有をしていたため、ショットではなくタッチに蹴り、自分たちのトライを取りに行く判断になりました。

その時点で、仮にターンオーバーされた場合でも『スイッチを切らないように』ということはチームにアナウンスしていました。ただ実際には、枚数を合わせられない状況でボールを取られてしまったため、非常に難しい局面ではありました。それでも、あの場面からディフェンスに戻れたチームを誇りに思っていますし、良いディフェンスができたと感じています。

その後、ペナルティを与えて長いフェーズになりましたが、大きくゲインされている感覚はなく、大きなミスやペナルティがなければ守れるという感覚はありました。レフリーが『どくこと』を優先するのであれば、ボールに行かず離れることも共有していましたし、規律の部分に関しては、今日の試合の中でも最も高いレベルを保てていたと感じています。逆にディフェンスでどんどんゲインしていく状況が生まれていたので、そこには自信をもっています。

この状況になったこと自体は反省ですが、そこからディフェンスができたことは収穫です」

トヨタヴェルブリッツ

トヨタヴェルブリッツのスティーブ・ハンセン ヘッドコーチ(左)、姫野和樹キャプテン

トヨタヴェルブリッツ
スティーブ・ハンセン ヘッドコーチ

「非常にタイトな試合で、どちらが勝ってもおかしくない接戦でしたが、最終的には先方が勝利しました。とはいえ、チームの努力に関しては誇りに思います。全員がコミットしてプレーしてくれました。また先週からの改善点も試合の中で多く見られたので、この内容を次の試合につなげていきたいと考えています」

──キャプテンの今日のプレーやリーダーシップをどう感じましたか。

「今週をとおして非常に良くチームをリードしてくれました。今日の試合でも今季のベストゲームと言っても過言ではないような非常に良いプレーを見せてくれました。ほかの選手に関しても同様です。途中入替については戦術的な理由であり、仮に南アフリカ代表のようなチームでもキャプテンを交代させることはあります。選手間でのメッセージに対する反応はこの試合で見られましたし、選手たちはハードワークをしてくれました。(勝利まで)あと一歩というところまで来たので、疑問をもつのではなく、信じて彼らの役割を続けてほしいです」

トヨタヴェルブリッツ
姫野和樹キャプテン

「選手たちは素晴らしいエフォートを見せてくれました。月曜日に選手だけで話す機会があったのですが、その際、年甲斐もなく涙してしまいました。『僕は僕のやるべきことをやるから助けてほしいし、みんなの力が必要だ』と訴えたところ、選手たちから『やってやる』という声が上がり、『今週は絶対にやるんだ』という強い気持ちを、1週間の準備をとおして示してくれました。

また、昨日のキャプテンミーティングでは、『自分たちは勝つに値するチームだ』ということをあらためて全員に伝えました。さまざまな外野の声がある中でも、ここまで歩んできた道のりは自分たちにしか分かりません。そのプロセスから自信をつかみ、自分たちは勝利に値するチームなのだということを共有しました。合わせて、自分たちはこれだけのプレーもできるんだという映像も見せ、『自信をもって、自分たちのやってきたことに信念をもって戦おう』と伝えました。

今日の試合では、選手たちがその姿勢に関して一日をとおして体現してくれたと思います。結果には結び付きませんでしたが、選手たちのアティチュードとエフォートは本当に誇らしいものでした。ただ、まだ結果が出ていない以上、勝利をつかむために、さらにやるべきことを積み重ねていかなければならないと感じています」

──キャプテンミーティングでそうした話をされたということは、うまくいかないところがあると感じたからだと思うのですが、何を変えたかったのでしょうか。

「変えたかったのは、『自信を持つこと』です。チームがうまくいっていないという状況に対して、周囲の声や外からの評価によって自分たちが自信を失ったり、絆が揺らいでしまったりすることは避けたかった。だからこそ、外の声に左右されるのではなく、自分たちがこれまでやってきたことにしっかりフォーカスし、自信をもってプレーしようということを、この1週間をとおして繰り返し伝えてきました。

外から見ている方々は、私たちがどのような準備をしてきたのか、そのすべてを知っているわけではありません。しかし、自分たちは夏から積み重ねてきた厳しい時間も、苦しいことも楽しいことも共有してきました。その歩みを知っているのは自分たち自身です。だからこそ、その積み重ねを信じて、自信をもってプレーしようという思いを選手たちに伝えました」

試合詳細

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