2026.04.23[狭山RG]「与えられた仕事をこなす」。同期の存在を刺激に、さらなるレベルアップを

NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン3 第13節
2026年4月25日(土)12:00 Balcom BMW Stadium (広島県)
中国電力レッドレグリオンズ vs 狭山セコムラガッツ

狭山セコムラガッツ(D3)

狭山セコムラガッツの寺西翔生選手

「チームを応援する中で、同期が活躍する姿を見るのは、うれしかったです。でも個人的には、正直に言うと悔しい気持ちのほうが強かったです」

第13節の中国電力レッドレグリオンズ(以下、中国RR)戦で、今季初出場初スタメンとなる狭山セコムラガッツ(以下、狭山RG)の寺西翔生は、こう本音を漏らした。天理大学の同期である藤原竜之丞は、ディビジョン3のトライランキング(第12節終了時点)で2位に入るなど開幕から活躍を見せている。同じく天理大学同期のナイバルワガ トマシもリーグ前半戦で存在感を示し、森元一気も初出場で初トライをマークするなどアピールしていた。

寺西自身、昨季のD2/D3入替戦の第2戦でリーグワンデビューを果たしたが、今季は開幕からドミネーター(狭山RGのノンメンバーの呼称)としての期間が続いていた。

「自分に足りないものがあるのは分かっていましたが、なぜ、自分が試合に出られないのか葛藤する時期もありました。モチベーションの維持も難しいところはありましたが、コーチ陣としっかりコミュニケーションを取りながら、一つひとつ細かい部分まで課題をクリアすることに集中しました」

スクラムやラインアウトなど、セットピースやシステムの理解など、チームにアジャストするための練習に励み自身のレベルを上げていった寺西。だからこそ、今節を見据えて、「緊張もあるとは思いますが、自分に与えられた仕事をこなして、アピールしたい」と力を込めた。

今シーズン先発として初めて出場する。右は佐藤俊輝選手

6人いる同期は仲が良く、特に、森元、トマシとは自身の奥さんも交えて遊びに行くほど。取材のときも、「緊張するから」と森元を近くに呼んで受け答えをしていた。映画鑑賞が趣味で、最近見て面白かった作品を聞くと『アナベル:死霊博物館』と回答。これに対して森元は「最近の映画ちゃうやろ」とツッコミを入れていた。

「ラグビーでは少し先を越されていますが、仕事面では僕が一番できていますよ」と笑顔を見せた寺西。さまざまな面で刺激し合っている良き同期とともに、D2昇格というチームの目標に向かってどんな活躍を見せてくれるだろうか。

(松野友克)

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