NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン2 第14節
2026年5月10日(日)12:00 東大阪市花園ラグビー場 (大阪府)
花園近鉄ライナーズ vs 豊田自動織機シャトルズ愛知
豊田自動織機シャトルズ愛知(D2)
「(D1/D2)入替戦進出は決めましたが、勝たないといけない試合だと思います」
レギュラーシーズン最終節の花園近鉄ライナーズ戦を前に、シアレ・オトゥホウマはそう話す。昨季にアーリーエントリーで豊田自動織機シャトルズ愛知(以下、S愛知)に加入すると、今季はここまで8試合に出場。徳野洋一ヘッドコーチが「今季すごく成長している選手の一人」と評価する売り出し中の23歳だ。
トンガ出身で愛称は“チャーリー”。9歳でラグビーを始め、東海大学付属福岡高等学校への入学を機に日本にやってきた。
「トンガから近いオーストラリアやニュージーランドの高校に行く選択肢もありましたが、父親と話をして『ハードな道を選んだほうがいい』と距離的にも遠い日本に行くことを決めました」
当初は日本についてあまり知らず、飛行機から降り立ったときも、ここが日本のどこなのか分からないほどだったという。まさに身一つでのチャレンジだった。
「日本とトンガの文化の違いになんとか慣れようと頑張ってきました。大学時代に気配りや思いやりを学ぶことができたのは大きかったと思います」
S愛知に加入してからも大学とリーグワンのレベルの差に驚いたというが、渡邊友哉アシスタントコーチや同郷のタウモエピアウ シリベヌシィ アシスタントコーチの力を借りながら、プロップとしてのスキルを磨いてきた。
そして、家庭にも力を与えてくれる存在がいる。元女子ラグビー日本代表のキャプテンとして活躍した南早紀さんと昨年に入籍。「試合では僕の良いところを奥さんは見てくれません(笑)。一緒に試合のビデオを見ながら、悪かったところを指摘してくれて、厳しいけど参考になっています」。
「良い奥さんであり、良いコーチであり、良いトレーナーでもある」早紀さんと夫婦二人三脚で歩みを進めている。「いまのままではまだ足りないと思います。コーチや奥さんのフィードバックをもらって、自分のすべてをレベルアップさせていきたいです」。
(齋藤弦)



























