選手育成を目的として開催された「ジャパンラグビー リーグワン ライジング2025」。参加した各チームの監督/HCおよびスタッフに、自チームで最も成長し活躍した選手を公式戦出場15試合以下の選手の中から「ベストライジングプレイヤー」として1名選出してもらいました。ここでは、東エリアの10チームについて、各チームの「ベストライジングプレーヤー」をご紹介していきます。
東エリア参加チーム
※チーム50音順
NECグリーンロケッツ東葛
森山 雄太(FL)

ディフェンスで頭角を現し、非常に強いディフェンスを見せてくれました。アタック・ディフェンスともに全力を尽くし、ダイナミックなキャリーでチームに大きく貢献してくれました。
(選出:グレッグ・クーパーヘッドコーチ)
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
堀部 直壮(LO)

これまでの努力がしっかりとパフォーマンスで発揮され、2試合ともに活躍した。リーダーシップやサインマスターとしてフォワードをまとめ、高いワークレートと接点の強さでチームの勝利に貢献した。
(選出:今野達朗アシスタントコーチ)
クリタウォーターガッシュ昭島
榎本 拓真(CTB)

新人ながらアタック・ディフェンスともに献身的なプレーを見せてくれました。
特にディフェンスでは日野RD戦前半のトライを阻止するタックルなどの活躍が光り、アタックにおいては、スピードを活かした強いボールキャリーを武器にチームに貢献したため選出しました。
(選出:ワイクリフ・パールーヘッドコーチ)
狭山セコムラガッツ
川瀬 悠河(FL)

2試合ともに出場し、特に2戦目の江東BS戦の後半は、外国人プレーヤーがいない中、守備で奮闘。本来はロックが本職でしたが、今シーズンからはフランカーにも挑戦し、早速ポテンシャルを発揮してくれています。
(選出:スコット・ピアスヘッドコーチ)
清水建設江東ブルーシャークス
山田 雅也(SO)

状況に合わせた適切な判断とスキルでチームを正しい方向に導いてくれました。今シーズン初出場の選手も多く、ミスの多い展開の中で大崩しないようにリードできていました。
(選出:吉廣広征ヘッドコーチ兼マーケティングリーダー)
日本製鉄釜石シーウェイブス
髙橋 泰地(FL)

リーグワンライジングの2試合に出場し、毎回ステップアップし、成長が目覚ましい。それが顕著に表れたのがブレイクダウンでのフィジカリティ。アグレッシブなコンタクトを求めれば、すぐにそれに応えてくれました。これにキャッチパス、スティール、オフロード等のスキルとラックまわりの状況判断力、一貫性が加わればさらにレベルアップできるはずです。
(選出:トウタイ・ケフヘッドコーチ)
日野レッドドルフィンズ
土屋 眞(PR)

プロップに怪我人が多い中、2試合連続で先発で出場し、ベテランらしい経験豊富な安定したプレーでスクラムやフィールドプレーでチームに勢いを与えてくれました。
(選出:苑田右二ヘッドコーチ)
三菱重工相模原ダイナボアーズ
佐川 奨茉(HO)

フッカーにポジションを転向して間もないが試合に出場し、しっかり結果を出しています。
セットプレーやスローイングなど日々練習を積み重ねており、取り組む姿勢も素晴らしいです。
またJAPAN XVにも選出され、間違いなく今成長をしているダイナボアーズ期待の選手だからです。
(選出:グレン・ディレーニーヘッドコーチ)
ヤクルトレビンズ戸田
半田 巧(FL)

昨シーズンの出場はわずか4試合、いずれも途中出場に留まりましたが、ライジングでは2試合連続でフル出場を達成しました。リーダーとしての資質を高く評価されており、若手選手に対しても積極的にコミュニケーションを図っています。チーム内でも特に伸びしろを感じさせる存在で今シーズンのさらなる成長と活躍に期待です。
(選出:河野嵩史ヘッドコーチ)
リコーブラックラムズ東京
岸 佑融(LO)

岸は、練習中のパフォーマンスと勤勉さで皆を驚かせました。
新人の社員選手としてスケジュールは忙しく、仕事と練習のバランスを取っています。
非常に短い時間でセットピースの理解とテクニックを成長させたことに感心しました。
フィジカルでも年上のロックの選手と同じフィットネス基準を満たしており、フィールド上でワークレートを見せてくれました。
コリジョンも、若い選手にしては驚くほど強く、一貫しています。
この若き選手には成長できる部分がたくさんがあり、ラグビーキャリアにおいて、彼はさらに良くなっていくでしょう。
(選出:タンバイ・マットソンヘッドコーチ)




























