NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第11節(交流戦)
2026年3月15日(日)14:05 パロマ瑞穂ラグビー場 (愛知県)
トヨタヴェルブリッツ vs 浦安D-Rocks
トヨタヴェルブリッツ(D1 カンファレンスB)
今季初の3連勝を目指すトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)。好調に転じたきっかけとして選手たちが口にするのは第8節の埼玉パナソニックワイルドナイツ戦。首位を走っていた相手に接戦を演じたところから歯車がかみ合い出した。
ただ、ディフェンスを担当する佐々木隆道アシスタントコーチは「自分たちがやるべきことは何も変えずに一貫性をもってやり続けてきた」と、戦術面など特に大きな変化は加えていないと語る。トヨタVらしさとして大切にしているフィジカルや泥臭さをベースに、チームを常に一歩でも半歩でも成長させることにコーチ陣は注力をした。「何も変わっていない」、つまり浮上のきっかけを一言で言えばチームとしての“自信”であり、心のもちようだったのだ。
今節、選手の中にも「強い心をもって挑むべき」と説く人物がいる。昨季まで浦安D-Rocks(以下、浦安DR)でプレーをしていたローレンス・エラスマスだ。
「浦安DRは絶対に下に見てはいけないチーム。競争心が非常に高く、仲間のためにフィジカルを前面に出してプレーをする。リスペクトに値するチームです」と古巣への警戒心を怠らない。そして「私たちにとってこの試合はチャレンジです」と、あくまで挑戦者として戦うべきだという。
彼にとってもこの9年間はチャレンジの連続だった。来日を決断したときも、チーム再編という形でNTTドコモレッドハリケーンズ(当時)から浦安DRに移ったときも、そして今季トヨタV入団を決めたことも。「日本での生活すべてが自分にとって学びの機会でした。厳しい状況の中でこそ人間は成長すると思っているし、チームとしても成長すると思っています」と、今年33歳になるベテランは日本という異国の地で一歩ずつトライ&エラーを積み重ねながら学び、いまも成長している。
自分たちの目標をかなえるためにはもう一つも負けられない。上を目指せる状況になったいまこそ、挑戦者として向かっていく。
(斎藤孝一)



























