NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26
ディビジョン1 第12節(交流戦)
2026年3月22日(日)14:30 パロマ瑞穂ラグビー場 (愛知県)
トヨタヴェルブリッツ vs 静岡ブルーレヴズ
トヨタヴェルブリッツ(D1 カンファレンスB)
トヨタヴェルブリッツのシオサイア・フィフィタ選手。「“スーパーサイア(ヤ)人”になりたい(笑)」ピッチ外では常に笑顔を振りまくナイスガイ。しかし、一旦グラウンドに立てば鬼神のように相手に立ち向かうシオサイア・フィフィタ。今季はここまで全試合に先発出場。試合途中にピッチから離れたのは1試合のみで、その試合も後半34分までプレーしていたという“超”が付くタフなセンターである。
「リカバリーはすごく気にしています。試合後のマッサージだったり、夜には温泉に行ったり。子供を公園に連れて行くのも、いいリカバリーになっています」と、戦い続けられる秘訣を教えてくれた。
そのリカバリーの大切さを学んだのは大学時代。当時、スーパーラグビーに参戦していたサンウルブズに招集され、先輩たちの姿勢を見てその必要性を感じた。若いときはおろそかにしがちな体のケアだが、時間を掛けて全身を回復させることで2023-24シーズンにはリーグワン全16試合、1280分間フル出場という偉業を成し遂げている。
今節戦うのはトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)と同様にフィジカルを前面に押し出して戦ってくる静岡ブルーレヴズ。前回の対戦では序盤から立て続けにトライを奪われ完敗を喫した。
「あの試合はフォワードが何回かラインブレイクされて、僕たちのディフェンスの幅が狭くなって外から取られたトライが多かったです。でも、いまはフォワードのフィジカルがすごく良くなっているし、チーム全体としてすごく調子も上がっている」と、対策はできていると自信を覗かせる。もちろん今節のポイントも局面のフィジカルバトルでどれだけ勝てるか。それが大きな要素になるだろう。
高校1年時にトンガから大きな決意をもって日本にやってきたフィフィタ。日本航空高等学校石川時代から名前のシオサイアから取った“サイア”と呼ばれている。その響きはどうしてもあの有名漫画を連想させる。
「ドラゴンボールはもちろん知っています。サイヤ人ってむちゃくちゃ強いので光栄だし、僕は“スーパーサイア人”になりたい(笑)」
日本代表にも選出され、来年のラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会でも活躍が期待される“サイア人”。それでも、いまの目標は「ワールドカップよりもトヨタVを優勝させること」。それしか頭にないという。
(斎藤孝一)



























