NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25
ディビジョン1 第7節(交流戦)
2025年2月9日(日)14:30 相模原ギオンスタジアム (神奈川県)
三菱重工相模原ダイナボアーズ vs トヨタヴェルブリッツ
トヨタヴェルブリッツ(D1 カンファレンスB)

最善を尽くしても結果に結びつかない。高い個の能力を有しながらも8位と苦しむトヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)の今節は、相模原ギオンスタジアムでのビジターゲーム。最低限の目標であるプレーオフトーナメント進出圏内となる6位以内に入るためにも、絶対に勝たなければいけない試合だ。
トヨタVのこれまでの成績は1勝1分4敗。ただこの4敗のうち3試合はクロスゲームで十分に勝てる可能性があった。前節も1トライで逆転できる4点差で後半の40分が経過したことを告げるホーンが鳴ったあとも、23フェーズを重ねる粘り強い攻撃を展開。しかし、得点することができずに惜敗となった。イアン・フォスター共同コーチは、結果についてフラストレーションが溜まっているとしながら、「いま必要なのは信念だと考えている。良い内容はたくさんあったが、それを80分間続けることに向き合っていかねばならない」と、フルタイムで集中力の高いプレーをすることがブレイクスルーにつながると考えている。

良くなる兆しも見えている。今季新加入の日本代表・松田力也は、前節まで自分でも想像できないほどキックの不調に陥っていた。しかし、先々週のバイウィークを利用して、かねてから師事しているアスレティックトレーナーを訪問。その原因を探し求めた。前節、角度の厳しかった1本目のペナルティゴールは外したものの「前に、前にという気持ちがあって蹴り急いでいた。1本目も後ろに引き切れず、自分の時間を作れていなかった」と反省をすると、その後は2本のコンバージョンと2本のペナルティゴールを成功。キックの連続失敗を7で止めた。
それだけでなく前半19分の三浦昌悟のトライも、後半13分の髙橋汰地のトライも松田のキックが起点になったもの。国内屈指のゲームコントローラーの復調はチームに勇気を与えるものになるだろう。
「本当にもう負けたくないんで。一つかみ合い始めたら絶対にイケると信じていますし、負けている中でも勝ち点を取れているのは今後につながると思います。落ちることなくやり続けていきたいですね」
(斎藤孝一)